一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

カゴパク 本質 考察

先日、ニュースを見ていると「カゴパク」っていうのをやっていました。

 

スーパーなどの買い物袋が有料化され、それで買い物客が買い物かごをパクって

持って帰る事をカゴパクというらしいのです。

それを情報番組で突撃取材的に持って帰ろうとしているお客さんに取材すると

悪びれる様子もなく、「明日返すから」って勝手なルールを自分で作っているのです。

 

それは犯罪になりますよって言っても何やら不服そうに「返すって言ってるだろう」

って感じで話にならない感じでした。

店員さんも同じような事を言っていたのですが「警察」って言葉をいうとちょっと

態度が変わり自分が悪かったような感じ・・・なんだかなーって感じでした。

僕的にはこんなの見せしめでちゃんと警察呼んで逮捕してもらえばいいのに

なんて思ったりするのですが。

 

犯罪になればテレビで顔も晒していいのかな??

顔をさらされても同じことが言えるのかかなり疑問です。

 

そう考えると中国人が~ってよく言うけど、日本人もかなりレベル低いんだなー

って思ってしまいますね。

 

いい大人がこのレベルですからね。

高校生がやっているのならなんとなく理解も出来ますが大人がこれでは・・・

やっているだけならまだしも反抗までするのだからどうしようもありません。

 

僕も個人で仕事をしているのでお店側の気持ちがすごく良く分かります。

もちろん、一心庵の物を持ち帰るような人はいませんが・・・

それでももう長く仕事をさせてもらっているといろんな事があります。

あえてここでは言いませんがとても??な事もありました。

 

僕の場合はそういう方には来院していただかなくても構わないと思っていますから

今はそんな人来られてないのですが。

 

こういう仕事もお互いの信頼関係で成り立っていると思っているので

お互いにそういう風に思えなければ来院にはなりませんよね。

もちろん僕目線で物を言っているから来られなくなった人には「なんだあいつ」って

思われた人もいたかもしれませんがそれは僕の方では分かりません。

 

ただ個人差の感覚の物は分かりませんが世の中の一般のルールから逸脱したような

事は何一つしてないと心から誓えます。

 

こういう事をする人の心理には「お客様は神様だ」なんて思っているのかな?

だから少々の事は大丈夫。警察に言うような事もないだろうって思っているのだと

思うのです。客商売だから悪いうわさを流されると困るからと。

 

確か以前、万引きってそんな感じだったと思うのですが、子供が万引きしました→

親が呼び出されます。→お店の人が注意します→親が逆ギレする。みたいな感じ。

子供がした事ぐらいで大袈裟なって感じで。

そして、そんな親がお店の悪評を流すって感じ。

たしか食べログでもそんなのありましたからね。

 

だけど、万引きは今はすぐに警察を呼ぶという方針になっているんですよね。

この毅然とした対応は良いと思います。これが大事です。

 

盗む側はちょっとした事というけど、される側はチリツモでかなりの高額になり

大変な問題なんですよね。

 

ちょっとぐらいいいだろうって人がいた教えてください。

是非その人の家の物をパクリOKの家と宣伝しますから。

ちょっと1万円もらっていきます。ちょっと自転車持って帰ります。

ちょっとテレビ持って帰りますって感じでね。

 

ちょっと借りるだけだからなんて奴は本当に返さないんですよ。

 

僕も昔、大学時代に借りた金を返さない奴がいて本当に癖が悪かったですね。

昼飯の500円、ジュース台の100円と毎日のように借りるのに帰さない・・・

硬貨だとお金を軽く見るのかとお札で貸すとそれも帰ってこなかったので

「お前にはもうお金は貸さない」と突っぱねると陰口で「あいつはケチだ」って

言われていましたからね・・・どうしようもない奴でした。

 

そんな奴が大人になってからは物の道理を説いたりしていたから

どの口がって思ってしまいました・・・

 

 

加藤紗里が炎上しているのだとか。

子供の離乳食を市販の物を使っている事に批判が殺到しているのだとか。

その後の展開はやや持ち直した感があったのですがコメント欄を見ていると

同じ育児を経験していた人らしい人から揚げ足取り的に発言の仕方がおかしいとか

何やら違うところでつつかれていましたね。

 

やっぱり女性の敵は女性だなって思ってしまうのです。

だけど、きっとこれも杏が言うのと加藤紗里が言うので反応が違うのかな?

まー、言い方も違うのだろうけど・・・

 

結局は本質から外れているような気もします。

 

少し前にもポテサラ騒動がありましたよね。

あれはスーパーでとある女性がポテサラのお惣菜を買っていたら

知らないおじさんに「ポテサラぐらいちゃんと自分で作れ」って言われたのだとか。

それを見ていた他の女性が助け舟でさっとポテサラを買ったとか。

 

これも僕的には本質は個人の自由でしょうって事じゃないのかな?

って思っていたのですが何やら女性目線ではポテサラ作るのはそんなに楽じゃない

って感じに話が違う方向へ行っているような感じがしました。

 

僕が間違っているのかな??

 

家族にでも言われてなくない事を見ず知らずの他人に何でこんな事

言われないといけないの??って事じゃないのかな???

僕はそう思っていたんですけどね。

 

加藤紗里の件も離乳食を作りたい人は作ればいいし、

市販のものが良ければそれでもいいしどちらも批判される事ではないかなって。

ただ、何故だか市販の物よりも手作りの方が良いっていう勝手な誤解があるので

そこの問題はあるとは思うのですが。

 

性別によっても年齢によっても考え方は違いますからね。

お互いの立場や考え方も尊重しながらごり押しの意見じゃなく

アドバイスになっていればもっと違った感じなんでしょうけどね。

 

世の中は難しいです。

 

 

難しいと言えば映画テネットですよ。

解説動画や考察動画をいっぱい見ているのですがそれでもなかなか頭の整理が出来ず

こうなったらこうなって・・・頭のファンがウィ~~~ンって大きな音を立て

スペック低い僕の頭のコンピューターが壊れそうになるので時折中断しながら

考えています。

 

考察動画も最終的には映画の最初の頃に言われているブルース・リー先生の

どんとしんく ふぃーる ってやつでいくしかないのかもです。

深堀し過ぎるといけないって事なのでしょう。

 

深堀するという事は物語の全容を解明しようとしている事で

こういう難しい話の辻褄をどうやって考えていくかって事は

自分の常識の中で判断しているのですがその常識がきっと邪魔になっているんです。

 

少し前に見ていた相対性理論の動画で相対性理論において感覚的におかしいと思う事

があるらしいのですがそれは実験結果においてそういう答えが出ているのでオカシイ

ではなくそういう事であると捉えないといけない前提が2つあるらしいのです。

 

その一つが光の速度はどうやっても光の速度になるという事。

時速50キロの自動車が走っていて歩道で止まって走っているその車を見ていると

時速50キロに見えますが同じ時速50キロの別の車に乗って並走すると止まって見えます

が同じ事を光でやっても光は光の速度で見えるらしいのです。

 

なんで??って感じですが実験結果だから仕方がないとの事です。

 

テネットも同じ事できっと物理の法則で一般的にはおかしいって思う事も

おかしくないって事があるのかもしれませんね。

だからこれ以上の考察はやめておいた方が良いのかもって思っています。

 

ここからはネタバレも入って来るのでこれから見る予定の人は読まない方が良いかも。

 

僕はこのテネットを観ての感想は他の人達の感想とはやや違う所があります。

今回は愛とかがテーマに入ってないので味気ないとか人間味がないとか深みがないとか

言われているのですが僕はそうは捉えていません。

 

このテネットの一つのテーマは自己犠牲なのだと思います。

主人公は名もなき男となっています。自己犠牲の人にそれほど個人の深みをもたせない

事があるのかな?なんて思ったりするのです。

 

お財布拾って、僕が拾いました!!交番に届けましたってあまり自慢しませんよね。

お名前だけでもって言われても「いえいえ、たまたま拾っただけですから」と

名前も告げずに去って行くって言うのが定番でしょう。

そういう意味で名もなき男ってなっているのかな??って。

 

主人公が映画の最初にスパイとしての適性をテストされ自己犠牲の精神が強いから

合格とされるのです。他の人は尋問の苦痛から仲間を裏切り白状するのですが

彼だけは毒を飲んで自殺しようとするのです。

 

その後、キャットという女性を助けようとするのですがそこにも自己犠牲の精神で

彼女を助けようとするのだと僕は解釈しておりますが多くの人は考察でキャットの事を

好きなのだと言っています。僕は持論を支持したいです。

 

この映画、主人公よりもニールという相棒が考察で注目されます。

僕は映画を見ていて主人公目線で見ていたから分からない事だらけで・・・

考察でそうだったのかって分かって、絶対にもう一度見ないとってなっています。

 

映画の中では主人公が人類を滅ぼすのを阻止するためにセイターというラスボスを

倒す感じなのですがその活動をするのに仲間として集められた一人が相棒として

活躍するのですがそれがニールです。

 

このニールも自己犠牲の人なのです。彼は未来からやって来た人なのですが

劇中は主人公をはじめ見ている人も最初は分かりません。

彼は最後の戦いで亡くなるのですが未来から来ているのだから自分が死ぬ事を理解

している可能性があるのです。

それでもこの時代を守るため、主人公を守るために戦うのです。

 

考察ではニールはキャットの息子マックスなのだとか。これは唸りますね。

これにはマックスという名前の正式名の後ろから読むとニールになるのです。

テネットトリビアは凄いですよ。

 

これは間違いなしだと思います。

 

大人になったマックスが過去に戻って主人公を助ける感じなのです。

 

主人公は特殊任務を任されあれこれ戦うのですがテネットという組織からの

指示だとは聞いているもののトップが誰で誰の元で戦っているのかも知らないのです。

最後に分かるのですが実は未来の自分が組織を動かしていたのです。

 

そう考えると未来の自分が過去の自分の危機を守るため、人類滅亡の危機を救うため

マックスを過去の自分の所に送ったのです。マックスはキャットの息子と悟られぬ

ように自分の名前をニールに変えて主人公に近づいたのでしょう。

 

このところは本当にターミネーターのようでジョン・コナーがカイル・リースを

サラ・コナーのところに未来から送るという設定と似ていますよね。

 

主人公もニールも自己犠牲の人なのです。そこはある種、無味無臭なのでしょう。

だから強いインパクトがないのです。人知れずってやつです。

僕はだからこそ感動するのです。

 

インセプションは夫婦の愛、インターステラーは家族、親子の愛というふりかけが

かかっているので難しい話も中和され面白いとなるのですが

テネットは自己犠牲という個人に向けられたわけじゃないもっと大きな愛の話なのだと

解釈しています。だから物足りなく感じるのでは?

こう考えるとずっと面白くなりますよ。分かりにくいけど。

これはあくまで僕の考察ですがそう考えると愛が必要な人にも面白く感じるのでは?

仏教的にはこれが一番大事なのでしょう。

 

敵ボスのセイターは病気で自分の命があと僅かと悟り世界を逆行させて

人類を道連れにして死のうとします。

その行為は主人公やニールの真逆で自分勝手な行動ですよね。

良い利他的精神と悪い利己的な精神の対比が表されているように思います。

 

クリストファー・ノーラン監督作品には弟のジョナサン・ノーランが脚本で

参加している事が多くその作品の方が評価が高いようです。

彼が参加している方が人間味が含まれるのだとか・・・

 

僕は今回でもこういう解釈はしたんですけどね。

 

なんとHBO作品のウエストワールドの脚本も彼が手掛けているのだとか。

なるほどなー。あれもかなり面白いから。シーズン3が早く見たい。

早く無料になれ!!!