W杯の決勝が行われました。
それはワールドカップの終わりをも意味します。
これでようやく睡眠不足から解放されます。
アルゼンチン対フランスの決勝。
僕は今回はアルゼンチンを応援しました。
ここ最近のフランスはあまり好きになれないのがある上にグリースマンとデンベレの
日本人侮辱発言もありましたからね。
ここ最近のフランスが好きになれない理由は少し前にも書いた通りこれは多様性を
言われる今の世の中に逆行しているかもしれないけど、フランス代表に生粋の
フランス人が少なすぎる事、その上で強い事がイマイチな感じになっています。
黒人だけじゃなく肌の色が黒くなくても生粋のフランス人じゃない人も結構いますから
肌の色だけでは判別できないのですけどね。
後は常勝軍団はあまり応援したくないのです。
そう考えると優勝すれば36年ぶりというアルゼンチンの方を応援しようかとって感じで
あとはメッシが最後の大会って事もある事からそういう風になりました。
これは多くの日本人もそうなのかアベマで解説をしていた本田ももろにアルゼンチンを
応援していましたからね。
実はこのアルゼンチン代表と日本には意外な所で縁があってアルゼンチン代表の応援歌
みたいなのがあってそれが一時期、アルゼンチンで流行してた日本の歌が採用されて
いたのです。
それが今俳優として活躍している宮沢氷魚の父であるミュージシャンの宮沢和史の
バンドTHE BOOMの「島唄」だったのです。
それにしても僕がアルゼンチンを応援する事ってあんまりないんですよね。
実は南米よりも欧州を応援する傾向にあります。
僕が初めてW杯を観戦したのが86年のメキシコ大会から。
中学生でしたね。
その時に2人の英雄がいました。一人がフランスのプラティニ。
もう一人がアルゼンチンのマラドーナ。
僕は断然、プラティニ派でその時はフランスを激推しして応援していました。
結果はマラドーナの大活躍でアルゼンチンの優勝でした。
応援していたフランスは準々決勝でブラジルと対戦。その時にもかなりのドラマが
あって試合中に得たPKをジーコが外し、PK戦でプラティニがPKを外すっていう展開。
ジーコがPKを外した時にプラティニが慰め、プラティニがPKを外した時にジーコが
慰めるってシーンが凄く良かったのです。
フランスはその次の準決勝で西ドイツに敗れるのですがブラジル戦の疲れが出ていた
ように思えました・・・だけど応援してたフランスが西ドイツに敗れた事の逆恨みで
僕はしばらくドイツは応援できませんでしたね。
その後僕は日本人らしくイタリア代表を応援するようになりロベルトバッジョを支持し
そのロベルトバッジョもW杯でPKを外すのです。
そう考えるとPKを名選手が外すって結構あるんですよね。
あの時のロベルトバッジョの後ろ姿はいまだに目に焼き付いています。
この決勝を前に3位決定戦があったのですが正直、3位決定戦はなくなっても良いって
思っていました。実際に世間的にもそんな話が出ていてこの地位まで来たチームは
優勝目指しているチームで3位決定戦はもうあまり興味なしって感じの試合展開
だったりします。
クロアチアは本当は旧ユーゴ圏の国ではあるのですが・・・
まー、こんな面白い3位決定戦は見た事がなかったです。
最後までどちらも真剣勝負で良い試合をしてくれました。
そして決勝も同じく凄い展開で盛り上がりました。
神の子と怪物の対決と言われましたが予想をたがわぬそういう展開でエムバベの
ハットトリックで得点王、メッシの2得点+大会MVPですから。
結局はアルゼンチンの優勝。僕の思いが届いて良かった。
だけどフランスは実はこの大会に怪我でFWのベンゼマ、MFのポグバ、カンテの3人を
欠いていました。もちろん代わりの選手も活躍したのでどのぐらい響いたかは
分かりませんがそれでも影響がなかったとは言えないでしょう。
フランスどんだけ強いんだーって感じですよ。
あのフランスのプレッシャーをアルゼンチンの選手たちがクルっとかわしたり
ワンタッチでいなしたりあれが出来ると違うんですよね。
クロアチアも同じような事をします。
今大会目立ったのがハイプレスです。
アイドルの影山さんがクロップ監督が採用しているゲーゲンプレスなるものを解説して
一躍この大会でこの言葉が有名になりましたが凄いハイプレスが多かったです。
ゲーゲンプレスは奪われたボールをさらにプレスをかけて奪い返すって事らしいので
普通のハイプレスとは違うのですがブラジル代表が今回強いなって思ったのがこの
ハイプレスをどんどん仕掛けて組織だってやっていたからなのです。
もとより個人技がありそこに組織だったプレーが合わさったらそりゃー強いですよ。
身体能力も高く、献身的にプレスをかけまくりボールを奪って個人技もある攻撃が
出来るブラジルは絶対に優勝だって思っていたのです。
一つだけ欠けていたのがチームとして時間帯の戦い方が出来なかった事がクロアチアの
失点につながったのかな?って思ってしまいますね。
これが一番長けていたチームが日本なんです。
時間帯によって戦い方を変えていましたから。
別チームになっていましたよね。
同じくそれが出来るチーム、対戦相手によって時間帯によって流れによって状況に
よって戦い方を変えて3位になったのがクロアチアです。
日本よりも体格に恵まれ個人技もクロアチアの方が上、だけど日本もそのクロアチアと
互角に戦えたのだから日本は本当に凄かったですよ。
出来れば日本にもこれが出来ればって思うのがアルゼンチンがやったようないなしが
出来ればって思ったりするのですけどね。
アルゼンチンも体格的にはさほどでもないのに優勝だから。
旧ユーゴ圏のサッカーはやっぱりいいですね。
個人技も凄いし、ガタイもあるし本当に面白いサッカーをしますよ。
しいて言えば以前より選手がマイルドになってしまった印象です。
やっぱりね紛争や戦争をしている国の国民性は気性が荒いのです。
ユーゴスラビアはずっと紛争が続いていましたらね。そして国が分裂。
サビチェビッチとかがいた当時は凄かったですよ。
レッドカード何枚出るんだろうって感じのプレーでしたら。
カタール大会はある意味新しいサッカーの始まりともいえる大会だった思います。
一つはやっぱりVARでしょう。
僕はこういうのをもっと導入してほしいって思っている派なのですごく良かったと
思っています。だけどこれの恩恵を受けているのがどちらかというと新興国側で
強豪国側が悲哀を見ている感じがします。
これはプロ野球でもありがちですが名選手を裁けない、判官びいきするわけでは
なくても審判も人間だから公平にしているつもりでも強いチームのプレイの方が正当性
があるって思ってしまうのじゃないかって思うのです。
たとえが悪いかもしれないけど、いつも嘘をついている人が正しい事を言って信用して
もらえないのと同じって事です。
上手な人がやっていればそれは正しい、下手な人間がやっているとそれは失敗と思って
しまうでしょう。
人間だからそう思ってしまうものですよ。
それが感情のない機械がみれば公平なのです。映像に映ったそのままなのです。
しかも人間の目が見る事には錯覚さえあります。
今回の三苫の1mmも見る角度で映像でさえ錯覚があるのですから。
それ以外のオフサイドの判定でも映像を見ても??ってのもありましたからね。
目の錯覚って恐ろしいです。
なのでVARを否定している人の多くが強豪国のOBが多いように思います。
それが影響してかこの大会の新しいサッカーは新興国の台頭でしょう。
モロッコを筆頭として日本などの活躍はこの大会の象徴だったと思います。
ガチガチに守って虎の子の1点を守るってのとも違って攻め勝つシーンも作れるって
感じがちょっと違ってきています。
ただ日本の場合は多くの時間は亀のように守っていましたけどね。
さて日本の今後がどうなるかって感じですが次は野球のWBCです。
そうしていうち女子のW杯がありオリンピックがありと楽しみは続くのです。
鎌倉殿の13人が終わりました。
今回の大河ドラマ、本当に面白かったです。苦しい展開が続きましたが。
今回の主人公である北条義時はダークヒーローで良い子ちゃんだった義時が鎌倉を
守るために奮闘していく間にどんどんダークになっていく感じなのです。
内紛を避けるために不穏な動きがあれば粛清するって感じで仲間でも身内でも容赦なく
殺していったわけですから。
だけど悪者役を引き受けているって事で本人も辛い立場を自ら選んでいるという感じで
良い描き方だったと思います。
そして最終回の最後の北条政子とのやり取りが秀逸でした。
史実というか吾妻鏡の中に義時は毒殺されると書かれているようでドラマの中盤で
ネット上でそういう話が出ていました。
その毒殺するのが奥さんであるのえじゃないかって言われていたのですがまさにここが
面白く描かれていて毒を盛ったのはのえだったのですが最終的に義時にとどめを刺した
のが北条政子。
その理由が2つ、弟が悪者役をかってボロボロになりながら身を粉にして鎌倉を守って
行く姿にもう楽になってもらいたいって思いと政子の息子である頼家を手にかけた
恨みをからとどめを刺す感じになっています。
愛憎絡み合って政子の行動って感じでしょうか。
この描き方は本当に三谷幸喜凄すぎるって感じでした。
あまり三谷幸喜好きだなって思ったことがないのですがこればかりはあっぱれでした。
先週の演説のシーンも歴史上知っている演説を辞めて、独自の言葉で話す政子を演出
したところも秀逸でした。
コロナですが月曜日の感染者数が愛媛県では先週比で微増って感じになりました。
実行再生産数は1.3ぐらいですがこれも今がピークであればこれから落ちてくれれば
感染者数が減って来るとは思うのですが。
医療崩壊との兼ね合いがあるからこのぐらいで収まってくれれば本当に良いです。
経済活動も制限する事なく終わることが出来、この第8波である程度の感染があれば
抗体保有率も上がり来年からは諸外国並みの活動が出来るのではなんて淡い期待を
しているところです。
そうなれば早くもう2類から5類に下げる事も検討しても良いのかもです。
ここまでは月曜日に書いていたのですが火曜日の愛媛県の感染者数が過去最多を更新
してしまったようです。まだピークは先か・・・
愛媛はこの機にグッと感染が広がっていますよね・・・
肯定的に考えるなら抗体保有率が上がっているって思うしかないです。
行動制限をかけてないのだから。
医療崩壊だけを何とか防いでほしいものです。協力病院が増えてくれれば・・・
日本も日本だけど、日本の少し前を見ている感じがするのがお隣の大国、中国です。
ゼロコロナ政策をしていて国民から反発を受けてゼロコロナ政策を辞めたのはいいの
ですがすると予想通り感染爆発、すると国民が今度は怖がって自粛って感じで
お店は閑散としていて代わりに薬局で薬が売り切れで困っているようです。
その余波が日本にも来ていて日本に住む中国人が国にいる家族に頼まれて風邪薬などを
大量買いしているようなのです。
これもこれで困ったものですが・・・
僕もワクチンを初めて打つ時にもしもの時の為に病院で出してもらった薬がそのまま
使わずにあるんですよね。お袋もいっぱいあるみたい。なので大丈夫なのですが
日本でもあまり薬を持ってない人はちゃんと風邪薬とか痛み止めとか買っておいた方が
良いとは思いますね。
中国の感染大爆発で日本との違いはまずはワクチンが違う事とマスクをしてない事の
ようなのです。それが日本と比べ物にならないぐらいの感染大爆発を起こしている
そうなのです。
っても日本の世界で有数の感染爆発国でもあるのですが通年で数えると日本はこの
コロナ禍で日本は圧倒的に死者数は少ないんですよね。
そう考えるとやや行動制限を解除するのが遅れた感はあるものの大方はうまくやって
いけた方じゃないかなって思います。
アメリカとかは今は凄く自由に見えるけど、その代償もかなり大きかったわけで
良い所ばかり見ると今が自由って見えるのですが・・・
昨年はこの時期にはコロナは落ち着いていて今年になって大爆発でその流れがあまり
落ち着かないままに行動制限はしないという方向転換、来年はこれによって抗体保有率
があがりもうコロナの終わりが見えてくるのかもですね。
来年こそは良い年にしたいものです。