一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

座席の前後ろの攻防

今日は生け花が長くなるとの事で
なるべく長く家を脱出しておこうって思いとりあえずエミフルへ。
 
少しだけ風邪気味なせいかなんとなく体調もおもわしくなく
買い物を済ませると本屋に寄ったものの長く立っているのも疲れるなって思い
座って本を読んでいたんだけど、なんとなく本を見ている気分でもなくなり
映画の上映時間を見ているとちょうどレイトショーの早い時間で
のぼうの城があったのでそれを見る事に。
 
チケットを購入した際に僕以外には一人だけで
その席を少し離れたところで見やすい位置の座席を指定しました。
しかもなるべく端の方。
 
客席がかなり埋まっている時は仕方がないんだけど
なるべく人の気配を感じたくないので人の少ない時には
観やすい位置は考慮しつつもなるべく人と接しないようにと思っているんですよね。
 
僕がチケット買った時には僕以外には一人しかいなかったんだけど
その後5,6名が会場へ入ってきました。
 
そのうちのおじさん一人が僕の後ろに。
またなんでこれだけガラガラでしかもあまり人が選びそうもない所に陣取っているはずなのに
俺の後ろに来るなよな~~~、なんて自分勝手な事を思っていました。
 
それから映画が始まり30分ぐらいした所で僕の座席をコツコツと叩きだしたんですよね。
どういう具合でやってるのかは分からないんだけど
コツコツ、コツコツとされると映画に集中出来ませんよね…
ちょっとだけの事ならと我慢していたのですがなかなか止めないので
イライラしてきて意思表示のつもりで自分の頭を後ろ座席の方へグイグイと揺さぶってみると
なんとかそのコツコツがおさまり、なんとかコツコツ事件が収束したかに思われたのですが…
 
おじさんの癖なのかしばらくするとまたゲリラ作戦の如くコツコツが始まりだしたんですよね。
ちょっとした癖なのかと思い、またもやしばらく我慢。
なんか映画そっちのけの気分。
やっぱりなんだけどコツコツは収まらず、また頭揺さぶり作戦。
そうするとまた気付いたのかおさまり…そういう攻防が何度か繰り返されたのでした。
 
映画もちゃんと見つつも、っても感情移入はできず
頭の中は後ろのおやじに怒鳴っている妄想をしたりしていました。
 
そんな中またもや始まったので今度はちょっともう少しアピールしなきゃと思い
後ろ座席に向けて座席を強めに肘打ち。
 
それであとは最後まで静かにみる事が出来たのですが
あとは今度いつ例のコツコツが出るんだと身構えているため映画に集中できず…
エンドロールが流れ出した頃にはあまりに頭にきたので
帰る際に一言は文句言ってやろうとあれやこれや考えていたんですよね。
 
そうそう、このおやじ映画通なのかそんな笑うシーンでもないのに声に出して笑っているんです。
洋画でも向こうのギャグに声を出して笑っている人いるけどあれもよく分からないんですよね。
笑いのツボは人それぞれだから手前勝手な事を言っているとは思いますが
あーいう人とは合わないなーって思ってしまいますね。
と余談でした。
 
それでエンドロールが終わり明かりが付いて
向こうが席を立ったので少しだけきつい表情でこのオヤジを見たら
おやじって思ってた人がおばさんだったのです…
小太りのオヤジ風の格好をしていた女性でした…
 
さすがに怒る気にはなれないし、おやじって思ってしまってた事に逆に罪悪を感じてしまったりして。
 
妙な気分でのぼうの城を見たのでした。
 
映画の感想は実話を元にした映画なので仕方がないのでしょうが
終わり方はあんなものだったのかという感じでした。
あとは石田三成がね~~って感じでしょうか。
それよりも予告編でやっていたレミゼラブルがかなり面白そうでした。
 
これを男一人で見に行く事はさすがに考えにくいな…