一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

きれいにあるために

長い長い夏休みもようやく終わりを迎えようとしています。
子供達とっては嫌なカウントダウンでしょうね。
僕も子供の頃を思い出すとこれからの数日間が最悪だったのを覚えています。
 
楽しみはやって来るまでがすごく楽しみであって
終わりが近づくと憂鬱になってしまうんですよね。
 
お釈迦さまも諸行無常と言っている通り
何事も永遠に続くものなんてないんですもんね。
嫌な事はすぐに終わってほしいし、楽しい事は永遠に続いてほしいと思うんですけどね。
しかも嫌な時間は長く、楽しい時間はあっという間に終わってしまうと感じるものです。
時間は平等に進んでいるのだけど…
 
夏休みといえばやっぱり宿題。
僕のように出来の悪い子供は夏休みの宿題が休みの終わりになってもたんまりと残っているのです。
毎年だけど、今年は早めにやるぞ!!って思うんですけどね…
31日になるとこれは世紀末がやって来たのかと思うような有様ですよ。
そして、夜中になって諦めの境地。その時の潔さはある種悟りをひらいたもののようでした。
 
親って残酷なものでそういう夏休みの宿題をちゃんと残しておいたりしてね。
見直してみると恐ろしいものがあったのを覚えています。
 
甥っ子、姪っ子たちはどうなっているんだろう??気になるところです。
 
夏休みの風物詩といえばやっぱり高校野球
済美高校は3回戦で負けちゃいましたね。
安楽君の肩を考えるとこのぐらいで負けるのが丁度いいなんていいように考えてはいるのですが。
 
そんな今朝、ネットのニュースで済美の対戦相手であった花巻東にサイン盗みの疑惑があるようですね。
高野連側の対応はなんとも曖昧な対応…
高校野球ってどうも神聖な場としてある種独特な環境にあるせいか
綺麗に対応しようという思いが強過ぎるんだと思うんですよね。
 
球児は審判の判定には逆らえないとかもね。
 
今でも覚えているのですがもう5,6年前になるのだと思うのだけど
広陵佐賀北の決勝戦広陵のエースは今やカープの柱の一つ、野村。
コントロールが抜群のピッチャー。
ストライク判定で誤診というよりも相手にわざと有利に判定しているのじゃないかと思えるような判定。
その時は僕も佐賀北応援していたのだけど、さすがにおかしな判定に首をかしげたのを覚えています。
それでも審判に異議を言えない球児たちを代弁して、試合後に監督が恨み節を…
逆に監督が注意される始末に。
まー、アンタッチャブルな聖域が高校野球にはあるという事なのでしょうね。
 
綺麗な世界には汚点があってはいけないとそれが物事を正常化の妨げになっているという
面白い構造を生み出している高校野球というものはある意味独特で面白い存在ですね。
 
花巻東も本当の所は分かりませんが、
臭いものに蓋をしてなかった事にするのはいかがなものかと思うのですが。