一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

ベストショット 買い物 ピンチ

さー、旅行記の続きです。

伏見稲荷大社を後にして本当は東福寺に行く予定だったのですが
さすがに時間的に厳しいと思い京都駅へ。
そして、バスに乗って清水寺へ。
だけど、バス乗り場には人がいっぱい…待つしかないですよね。

ギリギリ2度目のバスに乗る事が出来、五条ではなく清水道で下車。

清水寺へ一直線に行くのではなく、これからは姪っ子のお買いものタイム。
そして、帰りに道にはここは通らないので寄っておきたかった八坂の塔
まー、祇園、清水のランドマーク的存在。

イメージ 1
大通りで下車した時には姪っ子も普通の町だなって
思っていたような雰囲気でしたが
そこからパッと現れた八坂の塔。感動してましたね。

この角度から見るのがまたいい感じ。

そして、いい具合に着物姿のカップルが前を歩いているじゃないですか。
しかも、人力車もやってきたじゃないですか。

写真撮れって言っているようなもんですよ。

って事でパシャ!!何枚かとったのですがこれがベストショットかな。

京都って感じがしてきたぞ!!って思えますよね。
この頃になるともう雨もやんで良い感じ。
姪っ子と出かけるといつも雨なんだけど
こうやっていつもやむんです。

おかげで夏の割に涼しく過ごす事が出来ました。


八坂の塔のところにオルゴールのお店があるのですが
きっと姪っ子が喜ぶだろうから入ってみることに。やっぱりハマっている…
なかなか出そうにないので催促して清水方面へ。
いろいろ見ながら帰りに買う物を物色するように言っておいたんですよね。

引き戻してまた買いに行くという行為は時間の無駄なので。

僕もザ・京都のこの界隈を歩くのは初めてなんですよね。
だから、グーグルマップでいろいろシュミレーションしていたんですが
意外とそんなに歩いても苦になるような感じじゃないですね。
お店に入りながら歩いているとアッという間でした。

今回の京都の旅を姪っ子が夏休みの自由研究にするというものだから
僕が行く前にあれこれ調べ上げて何を書けばいいか考えてみたりしていたんですよね。
もちろん、姪っ子の意思が大事だからそれを尊重しつつも誘導しつつ。

来院の方の話では親が積極的に関与していいみたいな話も聞いたのですが。

僕が考えたのが京町家の事。
いろいろ調べていくと面白い事も分かったりして自分が楽しくなってしまいました。
きっとこんな写真撮っているのは僕らぐらいでしょうがディープな京都を見る事が出来ますよ。

イメージ 2
産寧坂にある町家。
白い格子状の窓、これを虫籠窓(むしこまど)って言います。
そして、屋根の上に乗っているお人形さん。
鐘キさんっていう魔除けの飾りなんです。
姪っ子にはいっぱい写真撮らせたんです。
こういうのが京都の町家には飾ってあったりします。
いろいろ見ているとさっと通り過ぎしてしまうところにもみどころがあったりして面白いものです。
知っていると知らないでは楽しさも全然違ってきますからね。

写真は取ってませんが格子にも種類があったり、犬矢来など町家を見ているだけでも結構面白いです。
これは結構、自由研究の題材としては面白いって思ったのですが小5には渋すぎるかな??

それに合わせて京都の町の事をいろいろ教えたのですが
京都の歴史、平安京ができ条坊制という区画整理のしっかりした街作りされ
碁盤の目のようになっている話をしたのですがどういう風に頭の中に納まっているのか
道行くところのタイルのようなものを見てこれが碁盤の目って事??って聞くので
全然分かってないなーって思っちゃいました。
旅行から帰ってきてパソコンを見せてしっかり教えておきましたが。

住所も面白く上がる、下がる、東入る、西入るなど。
結構マニアックなところを教えたんですけどね。
まー、小学生の発想じゃないですよね。

そうそう、鐘キさんなんだけどこれが面白くネットで調べていると
検索キーワードに松山市が出ているんです。
どういう事かなって思うと松山市にも鐘キさんと関係するところがあったのです。
ビックリでした。

こんなところに松山と京都の共通点があるなんて。

イメージ 3
三寧坂です。

ここを通る前に事前に調べておいたみたらし団子のお店
梅園にてわらび餅とみたらし団子を食べました。
ここまでほとんど腰を付ける事がなかったので
本当に束の間の休息となりましたね。

みたらし団子は本当は下鴨神社で食べると良いんですが
姪っ子が抹茶がダメで餡子がダメなので
食べられる京都和菓子がこの2つしかなかったのです。

そして清水の参道のお土産売り場。
ここまでのオシャレなお店よりも小学生の姪っ子には
ここからのお土産売り場の方が断然良かったみたい。

どんなお店かっていうと僕らが修学旅行時に行っていた
お土産屋さんですよ。
木刀とか売っているようなお店。分かりますか??
姪っ子が木刀買うわけではありませんが
しょうもない子供だましみたいなものに興味津々でした。
まー、僕も子供の頃はそうだったんだから仕方ありませんね。


マールブランシュの清水店で茶の菓を大盤振る舞いしていました。
すかさず入っていただきました。美味しかったですね。
抹茶が苦手な姪っ子も僕に促されて食べてみると美味しいと。
美味しく出来ている抹茶菓子なら食べられそうでしたね。

その他にもいろいろ試食出来るところがあったのですが
あまり美味しくない八橋ももらっちゃって…あまり甘いもの食べられないのに
こういうの食べるの自爆もんだなって思いましたよ。

せっかく食べるなら美味しいものじゃなきゃ!!

そうこうしながら清水寺へ。まー、清水寺は何度も来た事あるしあんまり好きじゃないので
写真は撮りませんでした。
まー、ここも外国人でいっぱいでしたね。

姪っ子はすっかりテンション上がってまた来たいと連呼していましたね。
まー、喜んでもらって良かったです。

なんだかんだ時間が過ぎてしまって凄く押してきてしまいました。
思ってた以上に時間がかかりましたね。
ヤフー知恵袋全く役に立たず…

八坂神社方面へ歩きながらお土産物色。
前を歩いていた飲み屋のお姉さん風の人を同伴していたおじさん。
「パパ、ここすごくいいの買って行こう!!いい??」って。
蒟蒻石鹸のお店。
これって京都以外にもあるんですよね~~。だけど、面白いので購入。

八坂神社近くまで来て時間を見てみると本当に時間がヤバい。
姪っ子にあれこれ食べさす予定だったのだけど時間がない。
ケーキとかき氷どちらかしか食べれないからどっちか選択するように促すと
ケーキと。
って事でケーキだけは食べて帰る事に。

その後、マールブランシュのチョコレート専門店、カカオ365へ。
姪っ子の友達のお土産なんだけどちょっと良い物をと妹に頼まれていたのでここのお店で購入。

お店を出て時間を確認してみるととんでもない事に。
なんとしてもケーキだけは食べなきゃって事で
四条河原町をすっ飛んで、錦市場の人混みをすり抜けて
サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドールへ。

京都駅16時40分発のバスに乗らないと帰りの飛行に間に合わないのだけど
京都の町中にあるケーキ屋に到着したのが16時前。
この時点で諦めればよかったのですがここのお店も町家作りになっていて
中の坪庭の写真を撮りたかったんですよね。
もちろん京都ナンバー1と呼び声の高いスイーツも食べたいですけどね。

すぐに席にはつけず少し待ち、注文してからも出てくるまでに時間があり
顔面蒼白ですよ。これは絶対に帰れない…

店員さんに「タクシー呼べますか??」って尋ねると
呼べるって事だったので16時40分京都駅発のバスに乗らないといけないので
間に合うか尋ねた上でとりあえずタクシーすぐに呼んでくださいとお願いしたのです。

店員さんの返事がないのでカウンターに行き最初の店員さんじゃなかったのですが
タクシーの件を聞くと最初の男性の店員さんが何をどう伝えたのか
いつでもタクシー呼べますよって感じの返事が…

いよいよこれはアウトだーって思いながら
もう一度店員さんに説明するとしっかりとした感じの女性の店員さんでしたが
なんとかします!!って。
それでバクバクと一瞬にしてケーキを食べて会計を済ませて
もう一度女性の店員さんのところへ。

すると電話でタクシー呼ぶと時間がかかるから大通りまでタクシーひろいに行かせましたって。
そんな話をしていたらタクシー到着。
滞在時間15分くらいでしょうか…あいつら何しに来たんだって感じですよ。
姪っ子もケーキを平らげる事が出来ませんでしたし、無理して急いで食べたせいで胸焼けしたって…
店員さんに何度も頭を下げてお店を後にしたのですが
責任感が強く頭の回転の良い店員さんのおかげで
頭の悪い、欲張りな観光客のピンチを救ってもらいました。

名店って言われるところにはこういう店員さんがいるんだなーって思いましたね。
帰ってからお礼のメールをしようと思ったらHPもメールアドレスもなかったです…

京都行ったらあれ買うといろいろ考えていたのですが
ほとんどが京都駅で買えるのでそうする予定だったのですが
こういう事態で何も買う事が出来ませんでした。
もちろん、錦市場での買い食いも出来なかったし
ル・プチメックのパンも買えなかったし、中村藤吉の生茶ゼリイも買えませんでした。

もう少しゆったりとした計画を立てなきゃダメですね…