一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

四畳半 コンプリート 味

来週の木曜日は中学時代の友達と食事会をする事になりました。

昔に帰れるような気分がしてきますね。楽しみです。


四畳半王国見聞録を読み終えました。
残すは「新釈 走れメロス」のみとなり、さっそく古本屋をはしごして買いに行きました。

森見登美彦氏の作品はほぼ京都が舞台で京大生とおぼしき学生が
しょうもない生活を送っているんだけど、それを正当化するって感じなんだけど
いろんな個性的なキャラクターが出てきます。そして、訳の分からない組織も。

でも、よくよく考えてみると大学時代には変わった先輩や友達っていましたもんね。
何年も洗われてないんじゃないか??位の色合いになったジージャン着ていたり
学校にも現れず何をしているのかも分からない友達がいたり
森見作品に出てくるほどではないにしろそれに少しは近いような人物いたんですよね。

だから、この小説にハマってしまうのかもしれません。

今回の四畳半王見聞録では裸にブリーフ一枚で立ち尽くす男が出てきます。
ブリーフは黄色地に紫色の水玉模様らしい。なんのこっちゃ・・・

そして、大日本凡人會というとてつもない人物の集まりが出てきます。
非凡がゆえに凡人に憧れる會との事ですが
数学氏は妄想的数学証明によって現実世界に物質を出現させるという特技を持っています。
モザイク先輩は桃色画像のモザイクを機械を使わず外す事が出来るという特技、
丹波氏はマンドリン辻説法という技を思っているのですが
人の心が読める丹波氏はマンドリンを弾きながら迷える子羊をさらに迷いの森に導くという事をしています。
凹み氏は気持ちが落ち込むと周りの物質も凹ませてしまうという技を持っています。
無名君は誰にも気づかれないという特技?があります。

数学氏はそのへんてこな特技を駆使して自分に彼女がいる事を証明するのです。
証明するという事は現実世界に彼女を作り出すって事なんですが。
まー、こんなへんてこな発想よく思いつきますよね。
読んでいて本当に笑っちゃいますよ。

この作品は今までの作品に出てくるキャラクターがチョコチョコ出てきます。
なのでそれらを読んでないと面白さ半減って感じになっちゃいます。

それにぶっ飛び方が今まで以上なので森見作品上級編って感じになっています。
迂闊にこの本をいきなり手に取ったら最悪な事になっちゃいますよ。

四畳半王国とは四畳半の自分の部屋をゴミ屋敷のように築き上げているやや引きこもり気味の学生が
どんどん四畳半の外ではなく内側に自分の世界を拡張していくという不思議な世界となっています。

妄想力の高い人のみついていける世界ですね。
僕も妄想力の達人なのでかなりついて行けています。

さー、明日からは走れメロスを読んでいきます!!終わったらまた感想書きます。

カープネタも。
今日は巨人戦の最終戦でした。
これに勝つとコンプリート。完全勝利。セ・リーグの他球団全部に勝ち越しとなりました。
コンプリート出来た事も嬉しいけど、エルドレッドの復活が一番の喜びですね。
彼がシーズン序盤に見せた爆発力があればカープの日本一はかなりの確率で高くなります。
今村の抑えは辞めた方がいいと思います。
それどころか僕の頭の中では今村を先発に転向させた方がいいんじゃないかって思ってるぐらいですから。

中崎にはなんとしても戻って来てもらわねば。

今日はカープ芸人もありました。楽しい時間はあっという間。
3時間番組ぐらいでやってほしかったですね。
だけど、どのカープ芸人よりもあの高校野球芸人の人の知識が半端ないのに驚きでした。

僕が持っているユニフォームは赤松選手のですがその赤松選手の話題にも触れてもらったので
すごく嬉しかったですね。

9月も明日で終わりですね。
10月はカープの事で忙しくなりそうです。

今日は久しぶりにユロでパンを買いました。
さっそく一つだけ食べましたがやっぱり美味しい。だけど、ここまで頻繁に買いに行くのは遠い。
バゲットも買ったし、明日の朝食が楽しみです。

でも、食べ物の価値観ってのも微妙ですよね。
美味しい定義も人それぞれだし、これ美味しいって自分では思っていても
他の人はそうは思わなかったり、その人が美味しいって思っているものも
こちらがそれ美味しい??って思う事もあるし。

バックボーンにあるものによっても感じ方が違ったりしますよね。
ソウルフードもそうじゃないですか??
今やご当地グルメなんて言って町おこしでやっていますが
ソウルフードってそんなに美味しいもんじゃないって思うんですよね。
懐かしい味なんだと思うんです。それが美味しく感じるんだけじゃないのかな?
だから子供のころをそれを食べてた人は美味しいて思うかもしれないけど
全く関係ない人は反応イマイチになるんじゃないかな??

松山でいうと鍋焼きうどんとか。アレンジして美味しくしているのは美味しいんでしょうが
昔ながらの…ってやつはいかがなものか。

でゅえっとのスパゲッティーも僕らの中ではソウルフード
かなり大好きな味ですね。
だけど、あれもきっとよその人が食べておいしいと感じるものなのか??気になる所です。

元より味って舌でも味わうけど、脳でも味わうんですよね。
元来甘いものは美味しいと判断するのは分かるけど
苦いものが美味しいと感じるのは動物的におかしいですよね。

体に良いからとか健康になるからと刷り込まれて美味しく感じる所もあるんですよね。
だから高価なものだからとか見た目に美しいからとかも美味しさになってきたりします。
不思議なものです。

タモさんが香川のうどんはまずい、福岡のうどんが美味しいっていうけど
やっぱり香川のうどんの方が美味しいって思ったりします。
って福岡のうどんを食べた事がないんだけど、愛媛にも柔らかいうどんがあるので
それと同じという観点で語っていますが。

アレも好みの問題なのかな??

魚も漁師料理のようにとにかく新鮮なものが美味しいって言う人もいれば
和食の料理人がいうようにこの魚は一晩寝かせたらうまみが違うとかも言うし
僕の場合、アワビなんて絶対生は嫌ですしね。バター焼きに限ります。
コリコリが美味しいとは思えない。

関東と関西でも味の好みは違いますしね。

まー、自分が美味しいって思えばそれでいいか~~。