一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

バットマン3部作 日馬富士問題 正義

なんだか最近お疲れだなって思っていたら
毎晩映画を見ているせいだと気づきました…

ちょっとお休みしないといけませんね。
だけど、HDの容量が…
何を消去するかそれも悩ましいところなのです。

このところ見ていたのはバットマン3部作です。
これがすごい面白い。
アメコミを馬鹿にしていたけど、このバッドマンは大人のアメコミって感じですね。

それがちょうど今の日馬富士問題とも重なる感じで思わず唸ってしまいましたよ。

バッドマンは大富豪の家に生まれたウェイン氏がバッドマンに変身するのですが
彼は幼いころに貧しい犯罪者に両親が殺されるのです。
その事があり犯罪や犯罪者を憎んでいるのですが殺生はしない主義。

ダークナイトでは正義感のある検察官が愛する人の死で豹変してダークサイドに
陥ってしまうのですがそんな彼がバッドマンの相棒の警察官家族を殺そうしたのを
助けるためにその検察官を殺してしまうのです。

ジョーカーという敵の狙いはその正義感の強い検察官がダークサイドに陥ってしまう事が
狙いだったのでそうさせないためにバッドマンが検察官がダークサイドに陥ってしまったことを
隠して自分が検察官殺しの汚名を被る事にしたのです。
事実を知らない市民はバットマンを悪者として扱うという結末なのです。

日馬富士問題と何が似ているかって
まー、真実は当事者じゃなきゃわからないって事なのです。
前回のブログでこの日馬富士問題を少し書きましたが最初の報道とは違って
問題の方向性が変わりつつあります。
マスゴミに煽られて思わずあれこれ書いてしまった僕もアホだなって思うのですが
こんな感じで物事が真実とは関係なく広がっていくんだなって思いますね。

それにしてもマスゴミの在り方や裁定をする機関はないのかと憤りを感じてしまいます。
確定情報でもないのにあれこれ長々とよくやるもんだってね。
もっと他にやるニュースないのかな??
本当にこのことを追求したいなら最後までちゃんとやってよって思うのですが
いつもの事ながら新しいネタが出てくれば知らない間に結末もなく新しいニュースに
入れ替わっているんですよね。

国民のほとんどが連日の報道で飽きてしまって結末がはっきりしなくても
次の話題に変わればまたそちらに興味が移ってしまっているので
それほどあれどうなったの?なんて思う人も少ないのかもしれませんね。

バットマンの話に戻りますが
バットマンって大富豪が最先端技術を駆使して作ったスーツを着て
武器を持って戦うのですが雑魚には強いのですがボスには妙に弱いのです…

勧善懲悪でもないし、水戸黄門のようにある時間になれば必殺技がさく裂して
大逆転みたいな日本のよくあるパターンでもなく最後はなんとかなるものの
スーパースター感がないのがバットマンという映画の魅力なのかもしれないな
なんて思っちゃいましたね。

基本的には人間の闇を描いているところもある種大人向けなのかも。

最近、日本人のアイデンティについてよく考えるのですが
日本人気質はやはり仏教思想に強く影響されていますよね。
宗教なんて興味ないって人もそんなの関係なくDNAの中にそういう精神を埋め込まています。
利他性は特に日本人をいい意味でも悪い意味でも表しているように思います。

逆にアメリカ人は利己的だなって感じですが
利己的って聞くとなんだか我儘でダメなイメージもありますが決してそうではなく
利己に利他にもそれぞれメリット・デメリットがあると思います。

今の日本はどちらかというと組織の中ではこの利他が悪用されたり
利他の精神が弊害となっていたりするような気がします。

相撲協会なんて閉鎖性の高い組織なんてそんなところでしょう。
貴乃花親方の行動には?もあるけど、相撲協会がどうなのか??って考えると
まさにバットマンですよ。まー、真実は闇の中なので今後の展開を見てみないとッて感じですが。

今年の流行語大賞の有力候補の忖度はまさに利他の弊害としか言いようがないです。
これがアメリカ的には悪いことは悪いし良いことは良いってなるし
事が大きくなるとかあの人だから許されるなんてことはないって思うんですよね。
利己には己の正義が働きやすい性質があると思うのです。
バットマンを見ていてもそうですが自分が正しいと思える行動をとるという事が
組織的隠ぺいを許さない事に繋がるのだと思うのです。

日本人はそこがネック。だからこそ今の日本はほんとに怖いなって思いますよ。
組織もそうだし個人もね。
組織の仕組みがざるな上、個人の正義にゆだねることができない国民性なのに
危ない方向に向かった時にはどうしようもなくなるのでは??
以前の反省がいかされてないのでは??なんて思う今日この頃です。

企業の不正の発覚が頻発していますがこんなの氷山の一角で
こんなので済めばいいのですけどね。
大体、企業に甘すぎるからどんな処分がされているのかもよく分かりません。

バットマンを見て日馬富士問題を見ていると
将来の日本を危惧してなりません。

それにしてもクリストファー・ノーラン監督って
インターステラーといい素晴らしい作品を作りますね。