一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

眠い 映画 真実

最近、すごく眠いです。
夜長く起きていられません。

テレビをつけたまま寝ている事がたまにあります。
録画した番組を見ているのですが何度か戻して見ないといけないような感じです。
非常に非効率であります。

そんな環境の中で今、録りためていた映画を見ております。
それがなぜこんな映画を録画しているの??って番組が多いです。
最新作とか有名人が出ているとか予告を見て録画しているのですが
こんなの録画してたのって感じの映画ばかりなのです。

それで昨日の夜にまだまだ録りためている映画をヤフーレビューでチェックして
3点未満の映画は削除することにしました。
ストーリーがどうとかでなく内容がない映画は??ってなってしまいますからね。

どうしてこんなに整理しているかって言いますと
来月からW杯サッカーが始まるので録画できるHDのスペースを空けておかないといけないからなんです。
さすがに全部観きる自信がないものですから。

そんな中でも面白かったのがザ・セルってやつです。
いくつか映画を見ましたがどれも狂人が出るものばかりで
何故にこういう番組を録画したんだろう??って感じなんです。

この作品も女性ばかりを襲う連続殺人犯の精神世界に入るって感じの映画です。
特殊技術で人の心の中に入り込める装置を開発して実験しているところに
FBI捜査官にこの犯人のこころの中に入って殺されかけている女性の居場所を突き止めてほしい
との依頼を受けるのです。
犯人は捕まったのだけど意識不明の重体。何処かの場所で水槽のようなところに
徐々に水が溜まっていき最後には亡くなるというのを録画する猟奇的殺人を繰り返していて
最後の被害者もまだ何処かの水槽の中に入れられ生きているのだけど
水槽に水が溜まってしまうまであまり時間がないというような状況。

主人公の女性が犯人のこころの世界に入っていくのですが
その犯人も子供の頃に父親に虐待されていて屈折した精神状態に。
其の狂気の世界の中で主人公も閉じ込められてしまい出てこれなくなって…
FBI捜査官も心の中に入ってその捜査官がなんとか居場所を突き止めるヒントを見つけるのです。

主人公は心の中の幼少期の犯人に心を開くように接触していくのですが
次第にその子の辛い過去を知りその心を癒す方に力を注いでいく事になります。
映画の中の設定で入り込み過ぎると精神世界と本当の肉体がシンクロするようになるのですが
最後に犯人は心を癒されるのですがそれによって亡くなってしまいます。
浄化されたと取るべきでしょうね。綺麗な終わり方だったように思います。

最後の被害者もFBI捜査官によって助け出され円満解決となっております。

猟奇的殺人の連続犯ですがそういう心の中を覗いてみると
複雑な心境になってしまいますね。
その心の中を知らない人は現実問題だけを見るのでその心の中を知っている人とは
全然、反応が違ってくるものなのです。
世の中でもそうですよね。テレビで伝わってくるものだけを見ているのと
テレビ以外でもその事の真実を知っている場合では反応が違う事ってありますもんね。

だけど、連続殺人が許されるわけでもなく日本なら死刑でしょうし
僕もそうあるべきだと思っています。
その点、この映画では幼少期の辛いトラウマを癒され受け入れる事により浄化され
亡くなっていくという綺麗な終わり方にしているのでなんとなく報われた感があります。
よくできた映画だなって思ってしまいました。

日本では仏教的思想から「死んだら仏」で死者に罪をかぶせない風習がありますから
僕もこれで報われたように感じてしまいました。


もう一作品。「10クローバーフィールド レーン」っていう映画。
主人公の女性が車を走らせていたら突然何かにぶつかって車が転倒してしまいます。
目が覚めてみると点滴を受けているのですが何処かの部屋に監禁されているような感じ。
すると中年のがっちりとした男性が入ってきて食事を出すのですが
その男の話では核戦争が起きたのか宇宙人が襲来したのかわからないけど
とんでもないことが起きてここに逃げてきたと。

もう一人この施設の中には若い男性がいてその人と話をしてみると
ここは核シェルターで中年の男性がもうすぐとんでもないことが起きるからと
核シェルターを作っていてその若い男性もその作成の手伝いをしていたとか。
それで何かが起きてしまったようでここに逃げ込んできたとか。

最初は疑心暗鬼だった主人公も少し信じるようになり3人での生活が始まります。
それでも疑惑がぬぐい切れない主人公は地上から車が走る音を聞き脱出を試みます。
中年の男性が持っていたカギを奪い取り外に出ようとすると
車がやって来てその中から顔がただれたおばあさんが出てきて
「助けてくれ、入れてくれと」言うのです。

それでやっぱり外では大変なことが起きているのだと思うようになりす。
結局はそのおばあさんは中に入れませんでした。
大気汚染されているから中に入れるなって事で。

しばらく楽しく生活をしていたのですが全然SOSも出さないし
他の生存者も探そうとしない事に主人公は疑問に思うようになります。
中年の男性はここがバレると人が殺到すると困るからなど言うのですが
主人公はその言葉にも疑問を持つようになってしまいます。

そして、決定的な事実を発見してしまいます。
とある施設内のトラブルで機械を再起動させるために
狭い通路をつたって機械部屋に行くのですがそこで
ここに誰かが監禁されていて助けを求めている痕跡を発見してしまうのです。
それを若い男性に相談して分かるのですが
どうやら近所の娘さんが監禁され殺されてしまったのではないかと。

それで若い男性と共謀して脱出計画を立てるのです。
だけど、おばあちゃんの件もあるから外が汚染されている可能性もあるので
防護服とガスマスクをお手製で作ります。
あと少しで脱出というところで計画がバレてしまい若い男性が殺されてしまいます。

そこで主人公は気づくのです。あー、やっぱり監禁されていたんだって。
それでもおばあちゃんの事がぬぐい切れず防護服を着て脱出します。
外に出てみると空には鳥が飛んでいます。

あー、アホらし。って感じでガスマスクを脱ぎ取ります。
次の瞬間、空に現れたのは宇宙船。ガスらしきものをまき散らしながらやってきます。
急いでマスクをつけて逃げますが…
ってな感じな話なわけです。

かなりのB級映画でしたが最後の展開に笑ってしまいましたね。

でも、実際に気が付いたらとある施設に閉じ込められ監禁状態にあるのに
助けてあげていると言われたら自分だったらどう思うだろうな?って考えてしまいますね。
僕の場合は男ですが女性の場合だったらどう思うだろう??

最後の展開は笑えてしまいましたがそれでもちょっと面白い映画だなって思ってしまいましたね。

W杯までもう少しあるので残りの作品は徐々に見ていきます。