一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

諸行無常 エッシャー展 交通事故

先週の金曜日はブログの更新が出来ませんでした。
だいたい火曜日と金曜日の週2回の更新を心掛けているのですが。

そりゃー、出来ない時もありますよね。
だけど、今回はいろいろありました。

実は親戚の叔父さんが亡くなったのです。
突然の訃報で…

月に1度、新居浜に出張しているのですが
この叔父さんも施術させてもらっていたのです。

だから、本当に信じられない気持ちでいっぱいで…
僕として出来る事はと思いお手伝いをさせてもらいました。
お袋も車で連れて行かないといけませんし…

その間少しお仕事をお休みさせていただきました。

仏教の世界では諸行無常、形あるものはいずれ無くなるわけで
人もいずれは亡くなるのです。早い遅いはあるけど皆通る道。
それは分かってはいるけど、なかなかそう簡単に割り切れるものでもないですよね。

来週末には新居浜に行く予定にしていて叔父さんは亡くなったけど
他の人もいるので今まで通り行くのですが
パン好きだった叔父さんには松山の美味しいパン屋でパンを買って持って行ったりしていて
今回はここのパンを買っていこうかと考えてたりしていたところだったのです。

僕のお気に入りのパン屋さん、カナルベーカリー。
ちょうど、予約していたので取りに行ってから新居浜に行ったので
棺の中に入れてもらいました。

お袋の兄弟の中では一番下の弟になるので順番で行くと本当は一番最後のはずなのに。
病気があって余命宣告されているとこちらも心の持ちようもあるけど
突然のお別れはダメージ大きいものがありますよね。
ピンピンコロリがいいとは言いますが残される方はダメージ大です。

親父の時は余命宣告されていたし、脳梗塞で長患いをしていたので
本人も解放されたかな?思うとこちらとしてもそれほど悲しみも大きくはなかったものでした。

と私事でバタバタとしていたのでした。


いろいろとあった先週ですが実はこの事の前に今、県美術館に来ているエッシャー展に行ってきました。
前売り買ってましたから忘れないうちにと思って。

っていうか早く行きたかっただけなんですけどね。
展示作品が多くてビックリでした。

しかも、エッシャーの知識それほどなくて代表作のだまし絵的な奴しか知らなかったのですが
初期の作品から集大成となるだまし絵的なものまで彼の遍歴が分かる感じでとても良かったです。

あーいうのばかりじゃないんだ…って。

入り口で550円でバカリズムの解説の音声案内があったので借りる事にしたのですが
正直のところ借りなくても良かったかな?なんて思っちゃいました。
書いてる説明読めば十分って感じでしたよ。じっくり読んでゆっくり見て回りましたから。

もっと面白く、書いてない事をいっぱい説明してくれるのなら良かったのですが。
大塚美術館の学芸員の人の話の時には本当に聞いてよかったと思ったので
こういうのはやっておこうかと思ったのですが次回はどうするか微妙な感じですね。

芸術の事は本当によく分からないのですが
たまにこういうところに行くのは刺激にもなるし心の安らぎにもなるし
定期的に行きたいものですね。

一つだけ気になったのが最後の最後のメインのところで順路がやや分かり難くて
気になって作品の番号を順番にたどれば間違いないかとそうすると逆走してしまいました…

気にしすぎて逆に他の人に迷惑をかけてしまった感じになってモヤモヤが残ってしまいました。


逆走といえば逆走ではないけどまた痛ましい自動車事故が起きてしまいましたね。

全くニュースも見れてなかったので土曜日の施術の時に話を聞いてそんな事故があったんだと
知ったのですが今日もそのニュースをやっていました。
チラッと見たニュースで上級国民とか言っていてなんだそりゃ??と
下等国民の僕としてはこの国も終わっているなって思ったのでした。

高齢者の事故という事でいつもの通りメディアは不毛なコメントの連発。
本当に日本という国のメディアは気概というものをなくしてしまっているなって思ってしまいます。
メディアの役割を果たそうとしてないですよ。

ネットでは高齢者の運転の見直しを検討した方がいいという意見が多く見られます。
僕も反対ではないものの自分たちは車乗れるから平気でそういう事を言えるけど
じゃー、高齢者の人はどうするの?って事には触れないでそういう事を書くのもどうかと思ったりもします。

だけど、今回の方は上級国民で裕福そうなのでちょっといただけないなーって思ったり。

僕はいつも言うのですが最近、ウォーキングをし自転車にも乗るようになって
もちろん車も運転するのでそれらの目線でものを言える珍しい立場の人間だと思っているのです。

今回の事件の事は置いておいて書いていきますが
正直、日本の道路は車を運転する人のための道路であって歩行者や自転車の事を考えた道路は
本当に少ないと思いますよ。

最近、こちらの地域出てきている道路に関しては歩道を広くとって歩きやすくはなっているので
それらは良いのですが多くは本当に歩きにくいです。
僕のように足腰がしっかりしているから何ともないようのですが
お年寄りにはこの道はきついだろうなって思うところが多々あります。

雨水がはけるように道路の端はカーブしております。歩行者はこういうところを歩くわけなのです。
これ歩いてみると分かりますが結構大変ですよ。ましてやお年寄りとなるとね。
その上、所々に電柱があって横にはみ出しながら歩かないといけませんが
車が来ると結構うっとうしがられます…

歩道がある所もずっと歩道ならいいのですが当然歩道の切れ目が沢山あります。
そのたびに山なりになって切れ目で段差があってお年寄りには障害物競走クラスと感じるレベルだな
なんて思ったりするのです。

僕もやっていますが狭い道路では車が白線をはみ出して停まっています。
対向車を走りやすくするために。そうなると歩行者が歩くところがなくなったりするのです。
そうなると車の右側に出て歩かないといけませんが僕らだとスタスタと行けますが
ご年配の方だとそうはいかなかったり…

これだけ高齢者の交通事故が起きていても車やめろというだけでは何の解決にもなりませんよ。
車やめてもそれなりに行動が取れるような環境作りが大切なんだと思うのです。

巡回バス的なものをこまめに走らせるとか
あまり人ののならない時間帯の公共の交通機関を格安で乗れるようにするとかすればいいのに
なんて思うのです。一回こっきりで5000円バスチケットもらってもね…

あとは高齢者事故の責任を家族にも負わせるようにしてほしい。
こういう事故を見ても自分のところは特別と思っている人が多いから。
僕の周りでももう辞めた方がいいでしょうっていう人が車運転していますからね。
他人なのでやんわりとしか言えませんが辞めた方がいい事ないですか?っては言っているのですけどね。

高齢者講習もアマアマですもんね。そう考えるといい加減な事やっていますよ。
よくある体裁だけ整えている感じで…
そういう実態を知っていると今回のニュースを見ると遺族の方が不憫でなりません。

後は早く科学技術が進歩して自動運転が出来る事を祈るばかりです。