一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

対岸の彼女 疲れた 新しいルート

少し前に「対岸の彼女」を読み終えました。
感想書くの忘れてました…

これは女性の為の小説って感じがしますが結構疲れました…
上手くまとめて嫌な感じなってないんだけど
だけど、ダークな部分がかなり突き刺さり明るくしている部分も明るくは思えなかったです…

主人公は小夜子と葵という女性二人。
小夜子は旦那と子供の3人の家庭、葵は独身の会社経営者。
小夜子が葵の会社に働きだして…という感じ。

違った環境の同い年の女性二人の主人公が価値観の違いなどを痛感する
っていう定番の感じかなって思ったのですがやや違ってましたね。
ある程度はそういう流れもあるんだけど・・・

話はやや小夜子の視点で進んで行くのですが
葵の高校生時代も並行して物語が進んでいきます。
この感じがなかなか面白い構成ですよね。
現在は小夜子視点よりなのに過去の事は葵の高校時代の話ですから。

今日来院の女性にちょっとこの本の話をしたら読んでみようって言われていましたね。
その時にこの本読んでの感想で言った事は
女の人ってこんなに人間関係がめんどくさいんだったら
もし次に生まれ変われるならまた男の方が良いな、でした。

多かれ少なかれ男でもこういう事はあるんでしょうが
やっぱり女性の方が人間関係難しいような気がしますね。
最近、中学時代の友達と再会してよりそう思ってしまいます。
バカ話して変な詮索したり顔色うかがったりする必要もなく付き合えるんですから。

小夜子が仕事を始め出して遣り甲斐を見出してくると
だんだんと旦那さんへの気持ちの変化が出てくるシーンが幾度があるのですが
たしかに手前勝手な旦那に義母の嫌味と大変だろうなって思う反面
他人事?小説ごとではありますが仕事する前の小夜子の方が良かったような…

人としては仕事をしてからの小夜子の方がいいんでしょうが。
難しいですね~~。

主婦で仕事をしている女性はきっと小夜子には感情移入する所多いかもしれませんね。

物語の核は葵の高校時代にあるように思います。
この高校時代の話があるからさすがは角田光代なんだろうって思いますよ。
何にも考えることなく我儘やりたい放題の学生生活を送った僕にとっては
なんだか心が痛くてたまりませんでしたね。

この作品は直木賞受賞作らしいですが同じ女性作家で直木賞作家の森絵都
僕はあまり好きじゃなかったですね。
だけど、角田光代も何冊も続けて読むのは身体に悪いように思えました。
やっぱりあっけらかんとした方がいいかな。

それにしてもあんなにおっとりとした感じの女性がこんな小説書くんですだなーって思うと
女性の心の中は謎だらけだなーって思っちゃいます。

ウォーキングなんだけど最近新しいルートを開拓したいなって思ったりしているんです。
先日、あんまり使わないルートを昼ご飯後に歩いていたら公民館の横を通り過ぎていると
なんだかいい匂いがして来たんですよね。

ちょっと中を覗いてみたらおばあちゃんたちが炊き込みご飯作ってました。
何かイベントでもあるんでしょうか??おじいちゃんたちも横で眺めていましたね。
男どもはやっぱり役に立ちませんね。

そこでもちょっと妄想、稲さんぽ!!「おばあちゃん、いい匂いがするね~~」
「出来た所だから食べてお行き!!」
「いいんですか??」「美味しい!!」・・・
こんなウォーキングだったら楽しいですよね。
まー、テレビだからあーなるんでしょうが昼間から知らない中年オヤジが話しかけてきたら
いかがわしい目で見られること間違いなしでしょう。

先日、夕方にウォーキングしていたら前から小さな男の子連れのお母さんが歩いて来てました。
その男の子を見ていたらなんとカープのTシャツを着てるじゃないですか。
思わず話しかけそうになりましたよ。
ウォークマンで浜省を聞きながら心の中では「それゆけカープ」を熱唱してしまいました。

新しいルートは新しい発見があるものです。
それで今考えているのは自転車で少し走ってそこからウォーキングしようかと。
そうするといろんな所を歩く事が出来るでしょう!
それで自転車に乗ろうかって思ったらタイヤの空気がないじゃないですか。
空気入れ持ってないし、ムシゴムの問題のようだしとりあえず修理が必要。

楽しみはお預けです。