今年こそはと。
タケノコを買い料理しました。
昨年はお袋が入院したままだったので断念して今年はレクチャーを受けながら下処理
から始まって料理まで作りました。
意外とめんどくさかったです。
だけど来年も作ろうと思います。
近くの産直市までタケノコを買いに行ったのですがもうたくさん出回っている時期
だから値段もだいぶ安くなっているだろうと思っていたのですが想定以上に高くて
一瞬腰が引けましたがそれでもいくつか買って値段じゃないって心に言い聞かせながら
レジを済ませたのですが・・・
タケノコを物色していた時でしたいかにも田舎のおばちゃんって感じの人が来て
「高いねー」って言うわけです。きっと独り言のように言っているだけだろうから
無視しても良かったのですが僕もたまに返事をする事もありその時は虫の居所が
良かったのか気軽に返事をしたのです。
「今年は何やら竹の花が咲いて竹が枯れる現象が起きているらしいですよ。」って
言ったら急にそのばーちゃんが目をひん剥いて「そんなの関係ないんよ」って怒り出し
訳の分からない理論をぶちまけるのです。
「人にもいろんな人がいるように竹もそれぞれだから産地もそれぞれだから枯れる竹も
あればそうじゃない所もあるんよ、湯山のタケノコも沢山出とったんよ」って言うわけ
です。
僕もあっけにとられなんじゃこのババァって思ったのですが大人げないのでその100倍
ぐらいの圧で論破しようかとも思ったのですがそれはやめて「そうですか」とだけ
言ってその場を立ち去りました。
ちょっと横目にすると他のお客さんも触らぬババァに祟りなしって感じで横目に見て
知らんぷりって感じでした。
きっとヤバいのに引っかかったなこのおっさんって感じだったんでしょうね。
僕も一応ファクトチェックはしとかないといけないと思ったので湯山のタケノコの情報
を調べてみると今年は裏年で裏年の例年並みの収穫だったとか。
っていう事は通年よりも出荷量は少ないって事になります。
裏年の関係なのか竹が枯れる事が原因なのかは分かりませんが今年のタケノコは少し
値段が高めのように感じました。
たまたまお店で顔を合わせて会話をするだけの事なので相手がおかしな事を言っても
その場はやり過ごすっていうのが定石かなって思ったりもしますが想定外の展開に
なるとやっぱりなんだかモヤモヤが残るものですね。
別にそこで討論をするわけでもないのだからどうでも良い話をしているだけなのだから
自分の意と違う事があっても適当に会話をすれば良いのにって思ってしまいました。
そしてそれが自分の思っている事と違っていてしかも自分の方が見当違いの事を言って
いるのにもかかわらず血相を変えて食い掛るって・・・もう老害の極みだなって。
お年寄りのデータに基づかない個人的感想を持論でぶちまける人は本当に多いのです。
少ないデーターで自分の周りに起きている事が世の中の全てと思って話している人が
本当に多いのです。
そのデーター何人分ぐらいのデーターですか?って聞きたいぐらいの本当に「家族が」
とか「友達が」ってぐらいのデーター量なのです。
コロナの時でもそうなのです。
「うちの娘がコロナにかかったけど大した事なかった、コロナ何て大騒ぎするほどでも
ないんだよ」って言ったりする人本当に多かったです。
そしてその数値を把握しても100人に1人ってなるとたったそれだけっていう人もいるの
だけど100人に1人が多いと捉えるか少ないと捉えるかはそれは専門家の判断であって
個人の感想ではないのです。
1000人に1人の割合で起きる特殊な病気があったとします。
それを医師は多いと捉えていても個人的には自分の周りにそんな人はいないって事で
テレビでそんなニュースを見たけど「知り合いにはそんな人はいない」って言って
「大袈裟」だと言うのです。
どうしても自分の周りだけが世界観になってしまうのでこういう事が起きてしまう
のだろうって思うのですがデーターの読み方が出来ないのであれば素直に聞き入れる
って事ぐらいはした方が身のためなのだけど・・・って思う今日この頃です。
タケノコの話に戻りますがタケノコはぬかであく抜きをしました。
ぬかは家でお米を付いているのでいくらでもあるのです。
タケノコのあくを抜いてわらびも重曹であく抜きをしてアサリを入れて調理。
その次の日にはふきを重曹であくを抜きアサリで調理。
そしてその次の日には味付きのタケノコをてんぷらにして食べました。
美味しかった。
万博のニュースを毎日のように観てしまいます。
万博に対して肯定的なニュースもあれば批判的なニュースもあります。
個人的には否定派なので否定的なニュースを読んでほくそ笑んでいたりするのですが
性格が悪いなって感じもしますが始まったのだから応援するっていうもあるって言えば
あるのですがやっぱり喉元過ぎれば熱さ忘れるじゃ困るのです。
こうやって日本はいつも権力者の都合のいい様にやってきたのだから批判はやっぱり
続けるべきだし、悪い所は悪いっていうべきだと思っています。
ただし偏向的な恣意的なものではなく事実に基づいてダメなものは駄目っていうべきで
あって批判ありきではダメだと思います。
修学旅行で子供達が行って感想は否定的な意見を多く聞いていたので実際に行って
見ると意外と楽しかったしまた行きたいって思ったという感想がニュースになっていた
のです。
実際に行くと楽しめるのは楽しめるでしょう。
そのぐらいのお金がかかっているのだから。
それでも費用対効果っていう物を考えないといけないっていう事が誘致前から開催前
から言われていたのですがそれを無理やり推し進めてきた事に批判的な人が多いと
言う事なんですけどね。
一般家庭に置き換えて考えてみましょう。
給料の少ない父親が子供達にハワイ旅行に連れ行くとするでしょう。
そうなると母親は激怒りですよ。家庭が破産してしまうから。
子供達はどうでしょう。ハワイ旅行に行ったらそりゃー楽しいでしょう。
その楽しい思いをしてその後に父親が破産して離婚して一家離散してってなるとその
子供達はそのハワイ旅行は良かったと思うでしょうか?
そりゃー、お金をかけりゃなんでも楽しいですよ。
それで楽しかったでいいの?っていう事ですよ。
修学旅行の子供達は純粋に万博を楽しんだので良いと思います。
だけど大人たちはそれではダメだと思います。
万博の意義、万博を開催してどのぐらいの費用が掛かりそれに対しての効果があるのか
その辺をしっかりと精査しないとダメなのです。
東京オリンピックの時も然りですがあれだけの費用を使った効果はどうだったのか
コロナ禍という事もあったから純然たる本来の効果は出ないのは仕方がないですが
それでもコロナ禍じゃなかったとしても費用対効果がどのぐらいだったのか・・・
きっと赤字だったでしょう。
それでも国内での盛り上がりもあり成功って言われています。
それを成功って思っているっていうのは万博を面白かったと純粋に楽しんでいた子供
たちと変わらない大人って事になってしまいます。
それで終わらせてしまうのなら愛媛にもディズニーランドみたいな遊園地を国営で
作ってくれよって言いたいですよ。赤字覚悟で運営したらいいじゃないですかって
言いたいですよ。
維新が嫌いになったのはあれだけ東京だけが甘い汁を吸って怒っていたのだけど
その甘い汁を俺たちにも吸わせろっていうのが彼らのやり口であってそういうのを
辞めるっていう事ではなかったって事なのです。
結局は化けの皮が剥がれ今や人気は凋落していってしまっています。
国民がバカじゃなかったって事でホッとしています。
さてこの万博、結構ボロが出まくっているようです。
僕がこの前も書いたけど日本はいまや技術立国ではないのです。
ITに出遅れAIに出遅れもうボロボロですよ。
だけど外国人へのインタビューでは日本は技術に優れた国って言われているのです。
日本を知らない外国人は今ではそう思っているのです。
それは何年前の話って感じなわけです。
そういう意味では今回の万博は命名するなら化けの皮が剥がれる万博、はじさらし万博
とでもいいましょうかそんな感じだったりします。
今までもずっとなのですが今回も予約システムがクソらしいです。
日本っていまだに社会構造がアナログなのです。
現金主義も多く残っていますし、企業はAI活用率が凄く低い国ですから。
先日、東京からエンジニアをしている甥っ子が帰っていていていろいろ話をしていたら
もうAIないとダメって言っていましたよ。そのぐらい活用しているって。
来院の方も個人事業主ですが結構使っているって言っていました。
頑張っている人は結構使っているのですが大きな会社の上の方の人は全然使えないって
感じだったりするのです。まさしく老害です。
早くこういう人が退場しないと日本の進歩はないのです。
いつまでも後塵を拝する形になってしまうのです。
万博もそれを露呈してしまっているのです。
誰がこういう計画を立てているの?上の方に立っている人がこういうの分からない
年齢の高い人達ばかりだったりするんじゃないかな?
そしてシステムを作る会社もそのレベルって事なのです。
これはコロナ禍でもそうだったように本当にレベルが低いのです。
国がこのレベルなのだから本当に恥をさらしまくっています。
空飛ぶ車もドローンの大きな奴ってだけのしょうもないものだし、それがまた故障した
らしく・・・無人のバスみたいなのも事故を起こしたとか・・・
正直な所日本にはそういう技術が他国に比べて劣っているにもかかわらず、それを万博
で披露しようとしているのだから困ったものです。
海外ではすでに社会実装されているわけでそれをこれからやりますって技術を披露して
いるだけなのだからそうなりますよ。
いまだに予約システムでこんなトラブルなのだからそんな国が万博なんて開くなよって
感じなんですが。
って感じで良いニュースも悪いニュースもなんだかネガティブに見てしまっています。
まーそういうスタンスって事なのでしょう、僕はね。
選挙が近づきなにやら各党がいろいろあーだこうだと言っています。
そして多くの人が減税を謳っています。
僕はあまり減税に好意的ではありません。
あまり実感がないから。
給付の方が断然良いです。
倹約家なので本当に上手く家系を回しています。
それで今よく言われているのが食品のみに対して減税をするっていうのです。
こちらの方が低所得者にとって有利だと言われています。
本当にそうなのだろうか?
今の低所得者はたぶん既に減税を受けているのです。
国や自治体によってではなくスーパーによって。
僕なんて食費はほぼ50%の減税がされています。
スーパーが半額ってシールを張っているものばかり買っているから。
何処でそういうのが売っているのかを把握しています。
何時にこのスーパーに行けば何々が半額になるって感じでね。
なので食費は本当に減っていて家計はかなり楽になっています。
お袋がやっていた時にはそうはいかなかったですから。
食品を吟味して良いものしか買わなかったからどうしても高額になっていてエンゲル
係数が本当に高い家計だったように思います。
それ以外にもあれこれ工夫をして家計を圧迫するところをケアしていっているので
それなりに生活できているんですよね。僕の様な底辺の人間でも。
だけどスーパーに行くと半額商品を狙う人が本当に増えたように思います。
以前ならそんなに取り合いになるって事はなかったのですが最近ではもう群がっている
感じがあります。
それでも初心者の方はなんとなく流れに乗れなくて残り物を買っている感じの様に
見受けます。
またルールを把握してなくてスーパーの店員さんに苦言されている方もいたりで
そういうのを俯瞰して眺めています。ベテランなので。
まー、こんな世の中なのです現在は。
選挙の事を考えるなら誰がこういう世の中にしたのかを考えるべきでしょう。
そしてこの国は何をしないといけないのかをしっかり考えるべきでしょう。
消費税は個人的にはそういう感じであんまり関係ないかなーって感じなのですが
そうじゃない所もあります。それが消費税の還付金です。
以前にも話をしましたがこの消費税は本来の目的を知ればやばい税金なのです。
これは国民や一般企業からは搾取するけど輸出のある企業には還付のシステムだから
大きなところは得をして小さなところは損をするシステムだったりします。
こんな事は自民党とそれを取り巻く自民党を支える団体の間では沢山あってそういう
スキームをしっかりと作り上げているのです。
そして国民はアホだから騙されているのです。
野党が消費税減税を叫ぶのはそういう所もあるからだろうと思ったりもします。
そして自民党はそれをやりたがらないって構図なのでしょう。
ってな感じで考えると個人的には別に消費税減税なんてどうでも良いのですが
消費税の事を考えるとやっぱり減税アリかなって感じだったりします。
だけどそれは食品だけとかじゃなく1年限定とかじゃなくやらないとあまり意味がない
かななんて思ったりもしますけどね。
今の所有力なのが低所得者への給付+消費税減税なのかな?って思ったりしています。
それでも海外と比べると日本はまだましな国なのですよ。
アメリカなんて見ていると大変恐ろしい国となっています。
物価高騰が尋常じゃなく富める人は富めるのだけど、中間層以下は生き地獄。
働いている人もいつファイヤーされるか分からない。
イーロン・マスクによって国家公務員ですらバシバシ解雇だったのですから。
一般企業なんて突如の解雇ですから。
えー、明日から来なくて良いですから。ファイヤーって。
そうならないように外国人は馬車馬のように働きます。
先日、U-Nextで映画「ラスト・マイル」を見ました。
これは劇場で見る予定だったのですがなかなか行けなくて結局は今回サブスク動画で
見たわけなのですがこの作品U-Nextのみで配信されています。
しかも399円かかるのですが。ポイント溜まりまくっているのでそれ使ってタダで見る
事が出来たのですけどね。
半年間無料期間があるので悠長に構えていたらあと1か月に迫り慌てて今いろんな動画
を見ているのですが今回はポイント使ってみることが出来たので本当に良かったです。
野木亜希子脚本のこの映画凄く面白かったです。
ここからネタバレ行きます。
舞台はアメリカ本社のネット通販会社の日本の物流倉庫で起きる配送商品に爆発物が
混じっているっていう事から始まります。
アメリカの会社のあり方が日本で働く日本人達にも適応されていてその歪みという
物を感じてしまう社会派の映画でした。
合理主義で実績主義なのでその成績を残せないとどんどんファイヤーされてしまうので
それは末端の従業員は過酷労働を強いられています。
それを強いている上司である立場の人達も本国からのプレッシャーに晒されていて
この人達もいつファイヤーされるか分からないのです。
恐怖支配ですよ。これが実力主義のアメリカの光と影の部分なわけです。
主人公はその光の部分を求めてアメリカで就職したわけですが初めは遣り甲斐を感じ
頑張って来ていたのですが数年後に心が折れて休職・・・
良い所ばかり見れば優良企業で働くビジネスウーマンで高給取りで良い生活をしている
って感じでしょうが実際は身も心も削って仕事をしているわけです。
大変ですよ。
さて日本のこのAmazonモドキの映画の中の会社で起きる爆発事件なわけですが
物流の下請けが苦労する話が描かれています。
Amazonモドキの会社の下請けでヤマト運輸モドキの運送会社がまたその下請けで
個人事業でやっている配送を担っている人達がラスト・マイルを担っているわけです。
Amazonモドキの会社に叩かれて叩かれて安く請け負い無理を強いられて仕事をして
いてその孫請けはもっと無理を強いられているのです。
映画では最後には賃上げになるのですがここも面白い構図が描かれています。
物流が少し止まっただけでAmazonモドキの会社は何億もの損失が生まれます。
賃上げも少し上げただけでも会社の規模からして何億ものマイナスとなってしまう
のですが孫請けの沈金が上がったのはたったの時給換算で20円。
結局はこの構図は社会の縮図なので仕方がないのでそうありたくなければ上り詰める
しかないのですが・・・
ただ理解してほしいのはこの孫請けがなければ成立しない物流だって事。
これはどの業種でもそうなのでそこがなければ破綻してしまうのです。
日本においてはこれらを社会意義として心の問題として頑張ってもらっていて
精神性で搾取してしまっているように感じます。
コロナ禍でもソーシャルワーカーの人に感謝っていうのが流行りましたがそれもこの
一つだと思うのです。
日本人の美徳って感じでしょうがもう少し何とかならんものかって思ってしまいます。
じゃー、本国のアメリカではどうなの?って感じですがここは不法移民に頼っている
って感じだったのですがトランプが強制送還していっているので今後はどのように
なっていくのだろう?って思ってしまっています。
近未来ではきっとこういう職業はAIやヒューマノイドで代替されるのでどんどん職を
失っていくって感じになっていくのだと思います。
実際にAmazonでの物流倉庫なんて凄い事になっていますからね。
いろいろと話は飛びましたが国がやるべき事は国が富む事と共に国民生活を豊かにする
という事をしていかないといけないのですが最低限の人としての生活を守る事を
しないといけないのでこれらのバランスをいかに取っていくかをもっと真剣に考えて
ほしいなって思うのです。