一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

厄払い

昨日は節分でしたね。
子供のいない家なのでさすがに豆まきはなかったのですが
恵方巻きはちゃんと頂きました。

北条にあるお寿司屋に美味しい海鮮巻きを出してもられるところがあって
いつもそこの物をお持ち帰りにしています。
今回もがっつり頂きましたがやはりここの海鮮巻きは美味しいのです。
具沢山でボリューム満点なんですよね。
だから一本丸まま食べるのはちょっと無理。
って事で西南西に向かって食べたのは小ぶりの巻き寿司。

写真は撮ってませんがお見せしたかったです。

私ごとなのですがついに厄が関係する歳になってしまいました。
今年が前厄。
どうしようどうしようと思いつつ先日まで引き延ばしてしまい
節分までにって来院の方に教えてもらったので
施術の合間をみて先日行ってきました。

どこで厄払いしてもらおうかといろいろ考えていたんだけど
菊間の遍照院が厄払いで有名なんだけど
北条の親友曰く「あんなの金儲けで有名になっただけ」だとか。
なんだか気をそがれてしまい近場の椿神社にてお祓いしてもらいました。

僕一人だけだったのでなんだか自分為だけのためにやってもらった感があって
妙に嬉しかったのですがこの歳まで地元にいて
初めて椿神社の中の中に入ったのでした。
なんとなく神聖な気持ちになったりして…

はじめは門徒であるお寺さんでやってもらおうかと思ったのですが
浄土真宗は厄払いしないのだとか。
これはこれで言い分があるようで…

まー、僕もその考えに近いんだけど
とりあえず儀式みたいなものだからと柔軟に考えて厄払いしました。
だけど、ネットで調べずにお寺さんになんか電話したら
大変失礼な事をしてしまうところだったとホッとしております。

浄土真宗はちょっと他とは違うところが多いですから。

そもそも厄って考えは陰陽道からきているって聞いたことあるから
神社でするもんじゃないのかな?
お寺は関係ないような気もするんだけど…

日本は神道と仏教が混在だからまーどっちでもいいような気もするけど
妙なしきたりが多いのも気になったりして。

このところこういう書物やテレビを見る事が多く
なんだかなーって気持ちになっているんですよね。

だけど、やっぱり日本人の性なのか厄除けに行ってしまいました。

こういうのを調べていると分かったのですが
日本で仏教の檀家制度ができたのが江戸時代で
これは隠れキリシタンを取り締まるために作られたものだとか。
戸籍の代わりなんてのも聞いたことあるんだけど。
どちらにせよ本人の信仰の問題じゃなく国の方針できめられたようです。

今度は戦争をするような時代になって日本は神の国とわけのわからない事を言うのようになって
政府の方針で一家に一つの神棚を作るようになったのだとか。
作ってないと非国民とでも言われて取り締まられたんでしょうか??

でもって何も知らない現代の僕たちはわけも分からず
ごっちゃにいろいろやってるんでしょうね。

神様にしろ仏様にしろないがしろにすると
なんか罰があたりそうでむげにできないのが辛いところ。
そう思うあたりやはり日本人のDNAにはそういう精神が埋め込まれているんでしょうね。
厄除けから帰ってきていろんなグッズをもらってきた僕にお袋が一言。

「こういうものって迷惑なんだよね、どう処分していいのか分かんないから。」

でした。