永遠の０観ました。

永遠の０見てきました。

見たい見たいと思いつつようやく見に行けたのですが

さすがに公開から日も経っているし2，3人ぐらいかなと思ったら

レイトショーにも関わらず20人ぐらいいたんじゃないかな？？

人気の作品という事が伺えますね。

 

感想は泣かなかったです。だけど、いい作品でした。

悲しい話だけど、結末もいい感じ。

最初から最後まで飽きさせない作品でした。

 

ただ人も多かったせいもあって意外と周りに人がいて落ち着いて見れませんでしたね。

どういう訳か今回も近くの席の人が携帯を何度も見ていてその明りが目に飛び込んできて

まずまず迷惑でしたね。

 

この映画を見るとやっぱり戦争の事を考えさせられます。

自分がこういう立場だったらどうだろう？？とかね。

最近、世の中がきな臭い感じになって来てよく考えるのが絶対戦争反対だし

戦争に行きたくないって事です。

 

まー、誰でも一緒でしょうが最近テレビで右傾化してる内容のテレビ番組見ると

評論家の人が戦争でもやってやろうかと言わんばかりの発言しているんですよね。

それも結構ちゃかした感じで。

 

僕も絶対戦争はしたくない人間ですがいろいろテレビを見ていると

いろんな諸事情もアリ、集団的自衛権も賛成なんです。

憲法改正にも賛成なんです。

だけど、憲法第96条の改正は反対。ここまでやるとやり過ぎです。

 

そんなつもりで改正するんじゃないとか言っているけど

物事には歯止めや抑止力とか必要でタガが外れやすくなるシステムは怖いです。

 

こういう話を考えだすと結論が出ないのですが

テレビとかでやっていると結構真剣に見ている方だとは思います。

その度に頭の中が混乱するんですけどね。

 

以前飲み会で尖閣や竹島の話になってあれ日本の物だから絶対に渡せない

って言ってる知り合いがいました。

僕にどう思うかって尋ねるから「どうでもいい」って答えたんです。

本当はどうでもいいとは思ってないんだけど

これも結論の出るものでもないですから。と思っているのです。

 

それに彼がこの事にどのぐらい詳しいかと思うとあまり知らないと思うのです。

きっと、自分のいる環境の中で日本の物であるべきと教えられていて

そうあるべきだと思ってしまっているんだと思うのです。

 

だから、この話を掘り下げて話しようとは思わなかったのです。

きっと、掘り下げるとまくし立てるようにいろいろ言ってしまいそうで…

 

だいたい領土問題なんて真実がどうであれお互いに自分の物と主張していれば

係争地みたいなものですからね。

日本が日本の物って言っても中国や韓国もそういえば立ち場は同じようなもの。

実効支配が優位とは聞きますが。

 

だけど、隣国は理不尽なところがあるのでそこを譲れば

次は沖縄というでしょうし、次は対馬というでしょうから…

難しいです。僕の中では棚上げがイチバンなんですが。

 

かなり端折って書いているつもりですがどんどん長くなっていきます。

本当に書きたいのはここからなんです…

 

安倍首相の靖国参拝が問題になっていますよね。

映画が始まる前にスマホでネットニュースを読んでいたら

靖国参拝で分祀すればという話が出ているらしく

だけど、そんな事をしても意味がないと。

隣国はＡ級戦犯を分祀してもＢ級、Ｃ級がいると言うんじゃないかと。

 

僕の考えは靖国参拝はよその国にどうのこうの言われる事ではないとは思っていますが

戦犯者の分祀はした方がいいと思っています。

 

戦争責任の問題を考えるとそう思うのです。

この戦争責任もいろいろあります。

右傾の有識者の間ではＡ級戦犯というのも

戦勝国が敗戦国を裁いて犯人扱いしているだけで彼らが悪いわけではないと。

元来、戦争はお互いの問題で起きているもので勝ち負けはあるけど、

敗者が悪いという構図はおかしいと。それは納得できる。

だけど、日本はこの裁判の判決を受け入れているんです。力づくと言えど。

そのおかげで戦後復興がなされているわけですからね。

 

ここからが本題です。

じゃー、この戦争って誰がやったの？？って話なのです。

元旦の朝生で右傾ジャーナリストがそこを聞かれて「風」だと言いました。

つまり誰にも責任がないというのです。

さすがにこれは納得できないです。永遠の０を見に行ったあとはなおさらそう思いますよ。

戦争の最大の被害者は日本国民でもありますからね。

戦争を知らない僕ですがそれじゃー、あんまりですよ！！って思う訳です。

 

これが日本人って奴なのでしょうか？？

最近でいえば食品偽装問題。あれどうなったの？？

阪急阪神ホテルズから始まり次から次へといっぱい出て来て

結局、なんのお咎めもなしでそういう風潮でしたって事でしょうか。

 

とあるテレビ解説者が阪急阪神ホテルズの時に

あれだけテレビで叩かれたのですからもう十分に社会的には処罰を受けたようなものだと。

こんな事を言う人間がいるから何でも「風」や「時代」で終わらせてしまうんですよ。

 

きっとオレオレ詐欺？今なんていうんだっけ？？、やってる奴らも

俺らも大丈夫だって思うよ。

 

朝生でそんな話が出た時に中国人の人が会社が潰れたら社長が責任をとると

俺は悪くない、従業員が悪いなんて言わないですよ。って言ってたけど

その通りだと思いましたね。

 

阪急阪神ホテルズの時は違ってたかな？？

やっぱり日本人は責任をとると言う事を忘れているのかな？？

 

こんな状態のまま、軍隊もったら大変な事になりそうで怖いです。

そして、僕のような貧乏人から徴兵していくんでしょうね。

 

映画の中でも言っていたけど、あと10年もすれば

生き証人である戦争経験者の人達もいなくなるんです。

貴重な体験を聞ける事もなくなるんですよね。

 

平和な時代にしか生きた事のない僕達はちゃんとあの人たちの話を聞く必要があるんだと

映画を見てつくづく思いました。

この夏にはそういう場に甥っ子、姪っ子達を連れていてみようかと思っています。

僕達がバカな事を起こさないためにもね。