一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

読破 旅の行方 ゲシュタルト崩壊

恋文の技術読破しました。
これで一応森見作品は区切りとなります。
あと2、3作品気になる物もあるのですがこれらは諸事情により置いておく事にします。

昨晩、動画サイトで有頂天家族を見ていました。
小説で読んだ物を復習するかのように見ていると
今度、京都へ行ったら森見作品の舞台となった場所めぐりもいいかななんて思っちゃいました。

電気ブランを製造されている夷川発電所は何処にあるんだ??
って調べてみると平安神宮の西にあるようでした。
この辺回るならやっぱりレンタサイクルしなきゃいけないな・・・どうしよう。

そうなると朧八瑞雲堂の生どら焼きも買いたくなるし…
そうなると茶寮宝泉も行きたいけど水・木とお休みみたい…

そんなに甘い物食べて大丈夫なのか??

そこまで行くならついでに茂庵にも行きたくなる。
だけど、自転車はどうする??難しい問題が山積みですね。

パン屋はル・プチメック、フリップアップは行くつもりだったけど
行程によってはナカガワ小麦店やヤオイソのフルーツサンドなんかも食べたくなります。

いま、BSのとっておきの京都って番組見ながらブログの更新をしております。

さー、京都旅どうなるやら。

さて、恋文の技術ですが相変わらずのアホな小説でした。
ファンの人には分かるのですがこのアホっていうのはほぼ褒め言葉なのです。
どうしようもなくねじれた人が主人公なんです。

今回は物語の展開がないのでそれほどめくるめくって感じじゃなく
主人公が複数の人と手紙のやり取りをする書簡体形式の小説で
ほぼ主人公のねじ曲がった主観で物語が進行するのですが
それがある意味醍醐味だったりします。
手紙の返事に対する返事によって相手の手紙の内容が垣間見えるのですが
森見作品は世間は狭く友達の友達は友達であった感じで
主人公の周りの関係性のない人達が何処かで通じあっていたりするのです。

今回の物語のテーマ主題はタイトル通り恋文の技術なんでしょうが
サブテーマはゲシュタルト崩壊だと思いますね。

読み終えてネット検索してみるとやはり同じような事を書いている人がいましたね。
ちなみにゲシュタルト崩壊とは昔ここでも書いた事があるのですが
漢字をじーっとみていると部分部分がバラバラになりその漢字がどんな漢字だったか分からなくなる
というような現象です。

小説の中では漢字じゃなくアレなんですけどね。
アレとは何ぞや!!って感じですが気になった方は是非読んでみてください。

最後の終わり方は映画だったらきっと不満になる人もいるでしょう。
まー、映像化するのは難しい作品でしょうからなる事はないとは思いますが。

そうそう、この小説にも出てきた猫ラーメン。このモデルになった屋台のラーメン屋、
はらちゃんラーメンというのが出町柳駅の近くにあるらしい。
ぜひ食べに行きたいですが2日目の夜にしか行けない…ハードルが高い。

この猫ラーメンは森見作品にはよく出てくるんです。
本当に取捨選択が難しいですよ。

出町柳といえば出町ふたばの豆大福。この前高島屋買えたので満足!!
って思っていたけど行けるならまた買いたいなんて思ったりもします。

こんな事を考えていたらどうしていいのやら…

そんなこんなをしていたらすでに11月に入っているんですからね。

紅葉も進み具合では予定を変更するかもしれないし
とりあえずは情報収集、そして1週間前ぐらいに最終計画を練る予定です。
良い情報があればご一報を!!