一心日記

愛媛・松山にある整体 一心庵の日記です。日々の事、身体の事いろいろと書いてます。

映画 名前 医療

映画「ミステリと言う勿れ」を観てきました。

 

大好きなドラマだったので凄く楽しみにしていました。

僕自身はミステリはあまり得意分野じゃありません。

映画や小説でもだいたい予想が外れるのです。

 

ドラマなどでも今は「考察」という事がブームでネット上でもあれこれ考察がされて

いるわけですが僕はその記事を読むたびによく見ているなーって思うわけです。

そんな所全然気が付かなかったって感じで。

 

だから考察が行き過ぎてネット上では論争が巻き起こって作る側もそんなところまで

観ているのかって感じでただのミスを考察材料にされたりする感じできっと戦々恐々

なんだろうなって感じがします。

 

VIVANTでもかなり考察がされて裏切者が誰かって感じでいろいろ考察されていて

いろんな人が犯人に挙がっていたりするので当たりもあればそれ以外はハズレなわけで

さー皆、疑ってごめんなさいをしろよって感じになるわけです。

冗談ですけどね。

 

今回の映画も勝手に観ながらあいつが怪しいって感じでいろいろ見ていたのですが

疑い出したらきりがない・・・っていうか話に集中できなくて面白くなくなります。

 

なのでやっぱりボーっと観た方がこういう映画は良いのかなって思ってしまいました。

流れてくるものをそのまま受け止めて最後にハッとさせられる、脚本にやられたって

感じになる方が感動が大きいですからね。

 

考察しまくって予想が当たったって喜ぶよりもその驚きの方が楽しさ倍増だと感じる

ものだろうって今回の映画を見てつくづく思いました。

 

いつも映画は木曜日の夕方に行くようにしています。

それは木曜日は母親の生け花教室がある日で木曜日の夕方からは仕事が出来ないので

その時間を利用して映画を観に行っています。

 

しかもシネマサンシャインの会員になれば木曜日は1200円で映画が見れる事もかなり

大きいです。有難い限りです。

なので映画も高くなったよなーって思っていたのも過去の話で映画安いよねって感じに

なっています。

 

平日の夕方というのは狙い目なのです。レイトショーも人は少ないのですが終わったら

夜の11時頃になるので結構遅い時間になってしまいます。

それに比べ平日の夕方は遅くなりません。

それでいて人は少ないのです。そりゃそうでしょう。こんな時間帯に映画を観れる人

ってどんな人って感じですから。

 

会社勤めの人はまだ仕事している時間です。

主婦の人は晩御飯の準備をしている時間です。

子供達は部活だったり、塾だったりまた平日の夕方に誰が映画に連れて行ってくれる

って感じですから。

 

そう考えると平日が休みの仕事をしている人、独身で自由の効く人、老後で自由のある

人など結構限られているのです。だから人が少ないのです。

その成果最近ではその時間帯の映画は少なくなっています。

 

公開間近ならこの時間帯の上映もあるのですが日が経つとこの時間帯の上映がなくなる

ので見に行くなら公開してあまり日が空かない様にしなければなりません。

 

今回は公開1週間だったのでこの時間帯で見ることが出来たわけですが人気作品なので

もしかしたら上映回数が多いかもしれませんけどね。

 

少ないかなって思っていたのですが結構多かったです。

20人以上はいたかもって感じでした。

僕の前に入場していた人は女子大生でした。

割引があるようで学生証の提示を求められていました。

 

僕は仕事が終わり急いでエミフルへ行ったのですが晩御飯がいつもなら18時から食べる

のですが今回は仕事が終わってから早めに食べていこうかと思ったのですがその余裕が

なかったためパンをかじって出かけました。

 

映画館についたら妙にお腹が減っていたので思わずポップコーンを買ったのですが

それがSサイズとMサイズが倍ぐらい大きさの違いがあるのですがSサイズは400円で

Mサイズが500円なのです。これってどう思いますか?

 

サイズ的にはSサイズでいいのですが100円差ならMサイズ買ってしまいますよ。

だってこっちの方がお得だから。だからといってそれほど食べたいわけでもなく

キャラメルポップコーンにしたのですが最後の方は無理して食べていました・・・

これってどうなのよって感じでしたね。

 

Sサイズが300円ならこっちを買っていたのですが。

 

そんなどうでも良い事から今回の映画鑑賞が始まりました。

 

座席的には最近はなるべく最後の方に取るようにしています。

その方が人が近くにいない席を取ることが出来るから。

 

早めにとると何故か僕の後ろの座席に座る人とかいるので・・・

後から取るならかぶらないように取ればって思うのですがどういう理由でその座席を

指定しているのかすごく不思議なのです。

 

というのも僕はみんなが取りたいであろう中央の席は取らずなるべく端の方を取る

ようにしているのです。それはやっぱり近くに人が来ないように対策なのです。

 

ポールポジションを取っておいて近くに来るなよっていうのはわがままだとは思う

のですが人が取らないであろう席の近くにあとから座席指定してきている人はどういう

了見なんだろうって思ってしまうわけです。

 

そういう意味では今回は人がそれなりに入っていた割には周りに人がいなかったので

快適に鑑賞が出来ました。

 

映画の方はあのメンツが出てない事にちょっと残念だったのだけどエンドロールに

名前が出ていてビックリ。そうそう今回の映画はエンドロール後があるという情報は

得ていたのでそこに出てくるのかって思っていたらその通りでした。

 

あとはテレビ版で登場した松本若菜さんが声だけの出演で出ていたのだけど何の役

だったのかもわからずエンドロールに名前だけ発見してビックリでした。

 

広島編は原作ファンに人気の回だったようですが僕は正直な所、テレビ版のライカさん

の回などの方が好きかなって感じでした。

 

内容に触れるとネタバレになってしまうので書きませんが原作を読んでいる人の話では

この広島編はドラマの途中の回って感じの原作らしいのです。

原作では我路君が整君に広島美術館のチケットを送っているのだとか。

そういうくだりはなかったですね。

 

あの映画の終わり方だと原作を知っている人の話を総合するとまだまだ続編がある

ような感じがしますね。

 

いつかネットカフェで原作を読んでみたいって思います。

 

 

映画を観に行く前の施術で映画の話題になって同年代の人だったので僕が子供の頃

観に行った映画はジャッキーチェンの蛇鶴八拳などだと言うとジャッキーチェンネタで

盛り上がったのです。やっぱり同年代の人はジャッキーチェンにはハマったものです。

 

その時に思い出した話をしたのです。

ジャッキーチェンは3兄弟の次男。本当の兄弟ではなく役者3兄弟って感じで

サモハンキンポー、ジャッキーチェン、ユンピョウっていうカンフー俳優で3兄弟って

感じでその3人の映画なんかもやっていました。

 

同年代の人なら分かるとは思うのですが。

日本風に言いますと御三家とかでしょうかってこれは僕よりももっと上の世代かな。

ちょっと前なら分かりにくい例えだけど叶姉妹とかでしょうか。

彼女たちは実の姉妹じゃないですからね。

 

僕が会社勤めをしていた時に一世代下の後輩にサモハンキンポーっていうジャッキーの

兄貴分がいたって話をしたら僕が嘘をついているって感じで言いだしたのです。

まー、いつも僕がしょうもない嘘をついていたからいけないのでしょうけどね。

 

信用しないのです。そんな変な名前の俳優なんていないだろうって。

 

年の近い後輩に知っているよなって促すと知っているというのですがそれすら僕が

強要しているように思ってサモハンキンポーを信じないのです。

まだスマホがない時代だったからネットで調べるって事も出来なかったからそのまま

僕が架空のサモハンキンポーっていう香港の俳優を作り上げているって事でその話が

終わってしまったのです。

 

時が経って三国志の話になって三国志に詳しくない後輩に兀突骨(ごつとつこつ)って

武将がいる話をしたらそんな変な名前の武将はいないって言いだしたのです。

 

また同じ論法なのですがそんな変な名前の人物はいないって言いだすのです。

困ったものです。確かに兀突骨は変わった名前なので三国志ファンの中でも変な名前で

通っている武将ではあるのですが。

 

おかしな名前だからいないって否定してしまうのもおかしな話ではあるのですが。

 

まー、兀突骨は中国っていうか孔明が南方へ遠征して平定していった際に出てくる

敵武将なのです。だから変な名前だったりします。中国系って感じがしないのは

仕方がないのですけどね。

 

だけど兀突骨三国志演義に登場する架空の人物なのですけどね。

日本人が知っている三国志はこの三国志演義なので劉備孔明を主人公にした物語で

史実は違ったりするのです。

 

だけど子供の頃は友達のあだ名で悪意を持ってこの兀突骨を使っていた記憶が

あります。

 

名前で言えば僕も苗字が稲井なので子供の頃は揶揄される事がありました。

だけどそれもほんの少しである年代からはすっかり言われなくなりました。

 

まー、これも子供の頃のヒエラルキーが影響しているようにも思いますが。

 

小説を読んでいるとこの苗字はどうしてつけたんだろうって思うような苗字もあって

へんてこな名字を多く使う作家さんもいて面白かったりします。

 

アニメではサイコパスってやつでは耳で聞くには普通なんだけど感じがこの漢字って

感じで不思議な感じを使った名前の登場人物が多く出てきます。

まさおかって聞くと正岡が一番に思いつきます。その次に政岡でしょうね。

だけどこのアニメのまさおかは征陸ですから。

 

ちなみに僕の好きな小説家・森見登美彦氏は苗字を使わず主人公は「私」だったり

「先輩」という形で苗字が出てこないのです。

他のキャラクターはそれぞれ苗字があるのですがそんなパターンもあります。

 

そう考えると名前って面白いですよね。

 

 

先日見たアベマPrime。これが秀逸でした。

 

医師が登場して語った事、今の医療の実態です。

なんとか良くしようといろんな医療を施しますがその効果というのがいささか疑わしい

物が多いのです。全く効かないって訳じゃないのですが劇的な変化を及ぼすものじゃ

ないものにも保険適用で診療をしているって事なのです。

 

10の痛みに対して2や1以下の効果しかなくてもそれでも病院に行くって事は是なのか

って事を取り上げていました。

 

人間はいずれは衰え亡くなっていきます。それは自然の摂理なのです。

その衰えを受け入れるかどうか、死を受け入れるかどうかその摂理からは現時点では

逃れる事の出来ない心理なのです。

 

その事を説いているのが紀元前400年頃にインドの小さな国の王子様だった人です。

凄いですよね、これだけ文明が進んだ現代でも多くの人がこの摂理にたどり着けず

もがいて苦しんですがっているのです。

 

そしてまやかしの魔術によって誤魔化して生きているのです。

 

費用対効果を考えるとやっぱり無駄な医療に医療費をつぎ込むのはやめた方が良いって

僕も同じことを思います。

 

今後皆保険制度もどうなる事やら。これによって僕達は3割負担で医療費が済んでいる

わけですがネットで考える為、グロスを理解していないのです。

本来なら残りの7割分のお金がいるのですからね。

 

国指定のお肉屋さんに行けば3割負担でお肉が買えます。

国指定でないお肉屋さんで肉を買えば全額自己負担ですって言われるとどなると

思いますか?そりゃ皆3割負担のお店でお肉を買いますよね。

 

そして安いから魚は買わずにお肉を食べるようになります。

そんな感じになるでしょう。

 

これって安いからですよね。

医療ももう少し必要に合わせて必要な事をやる必要があると思うのです。

今後の財源の事を考えると将来の事を考えるともう待ったなしで変化させないと

いけないのです。

 

今回もコロナで理解できたと思いますが世界最大の病床数なんてアホな数字を誇って

いてもこういう時には使用できず、結局は寝たきりのような人を無理に長生きさせる

為の装置でしかないようなリンチはやめた方が良いと思うのです。

 

辞めた方が良い事、改善した方が良い事いろいろと見直しが必要だと思います。

現場で働いている医療従事者の方もかなり大変な思いをしています。

 

適正に利用されればその辺もきっと改善できるでしょう。

 

そりゃ安けりゃ蚊に刺されただけでも病院に行ってもいい気になりますよね。

これが5000円ですって言われたら蚊に刺されたぐらいでは病院に行こうって気分には

なりませんよね。

 

適正な医療を適正に使う事が大事で歳を取れば何処かが悪くなるのは当然でこれから

そういうのがどんどん増えていくのです。そういうのを受け入れていく事も大事だと

その先生は言っていました。

 

その言葉を聞いて仏教の生老病死って言葉が頭によぎりました。

そしてそれらを受け入れることが大事なのです。

 

これにあらがってもどうしようもない事なのです。

それらを受け入れる事によってその苦しみから逃れられることが出来るのだから。

 

これからの医療はそういう事を大事にしていく事が大事になって来ると思います。

それを詐欺まがいのあまり効果がない事をさぞ効果があるかのようにいって受診させる

事にはあまり意味がないって思うのです。

 

意味があるとすれば医学の進歩の為の段階と捉えるぐらいの事でしょうか。

 

だけど今の現状を考えるとやっぱり改革が必要なんだろうなって思いますね。

今あるべき姿に早く変えないと取り返しのつかない事になりそうですけど・・・